上はスーツだけど下は…。ボイメンが名古屋と東京のリモート演出によるオムニバスドラマを配信

東海ウォーカー

コロナの影響はエンタメ業界も直撃。3密を作り出してしまうドラマなどの撮影は、中止や延期を余儀なくされている。そんななか、BOYS AND MEN(以下ボイメン)の9人が新しい形のドラマに挑戦。監督は東京から演出、メンバーは1人ずつ名古屋で撮影という画期的な作品だ!

名古屋で撮影するメンバーを東京にいる監督がリモートで演出!?

ボイメンだからこその泥臭くておもしろいドラマを制作!

今回、ボイメンのメンバー9人全員が出演するのは、1話完結のオムニバス形式の配信ドラマ「ボイメン☆ドライブ」。名古屋を舞台に、車の中のワンシチュエーションで繰り広げる人間模様を描くものだ。注目すべきは、その制作方法。なんと、名古屋にいるボイメンメンバーと東京にいる監督を、リモート技術を駆使して繋ぎ、メンバーの演技を遠隔で演出。メンバーは一人ずつグリーンバックの前で演技をし、最終的にクロマキー合成で車や背景、そして演者ぞれぞれも一つの映像にまとめている。まさにソーシャルディスタンスを守りながらの、新しい撮影方法となっている。

「グリーンバックの前で一人だけの撮影が難しかった」

出演シーンは上半身だけなので、なんとボトムはジャージ(笑)

第一話の銀行強盗を捜索する刑事役で出演する水野勝は「グリーンバックの前で一人ずつ撮影をするので、メンバーがどんな顔をしてお芝居しているのか、想像しながら演技をするのが難しくて…。目線を合わせるタイミングも『どうすればいいんだろう』と、すごく大変でした」とコメント。同じく刑事役の辻本達規も「相手の顔がリアルタイムで見えなくて。モニター越しには見られるのですが、ちょっと時差があるので、演技の間合いとか難しかったです」と、初めての撮影方法に苦戦したもよう。

メンバーは一人ずつグリーンバックの前で演技。すると…

このような、崖のシーンに。シチュエーションが自由自在なのも合成だからこそ!


名古屋の街やダサカッコイイ演技など、見どころがいっぱい!

それぞれが別の場所で撮影したものを合成し、名古屋の街を走っているかのように

また、名古屋の誰もが知る場所が登場したり、名古屋ならではのネタが会話の中に出てきたりするのも特徴。「名古屋の街おこしお兄さん」と自称するボイメンが出演するドラマならでは。「(車の背景に)若宮大通だったり、実在する名古屋の街が出てきます。名古屋の人は行ったことある!となるし、それ以外の人もこんな場所があるのかと知ってもらえれば」と、水野がこのドラマの別の楽しみ方も教えてくれた。車から降りられないシチュエーションを逆手にとった爆笑シーンがある一方、思わず見入ってしまうシリアスシーンもあるなど、ひと時も目を離せない。また、ボイメンだからこそできるダサカッコよくて泥臭い演技にも注目しよう!

一人だけの演技に悪戦苦闘する辻本達規

今後は、ボイメン以外にも祭nine.などフォーチュングループに所属する全グループ、俳優が総出演するとのこと。個性あふれる演者による、化学反応にも期待が膨らむ。
配信は「ボイメン☆ドライブ」にて、2020年5月22日(金)21時からスタート。週1回配信され、初回のみ特別に無料配信される。

注目情報