日本の動物園では初!“砂漠の天使”スナネコの赤ちゃんが那須どうぶつ王国に誕生

東京ウォーカー(全国版)

緊急事態宣言の解除を受け、5月23日より営業を再開した「那須どうぶつ王国」(栃木県那須郡)に、世界最小の野生ネコと言われる、スナネコの赤ちゃんが誕生した。同園によると、日本動物園水族館協会の加盟施設の中で現在スナネコの飼育・展示を行っているのは、同園および姉妹園の神戸どうぶつ王国のみ。赤ちゃんの誕生は、今回が初めてになるという。現時点での一般公開予定時期は6月下旬以降を見込んでいる。

国内初のスナネコの赤ちゃん誕生のニュースに大反響!

4月のコツメカワウソの4つ子誕生に引き続き、明るいニュースで世間をにぎわせている「那須どうぶつ王国」。ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、消毒液の設置といった新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した上で、今月23日から再び営業をスタートさせた。
 

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そんな同園に4月27日、国内初となるスナネコの赤ちゃんが誕生。Twitterで告知したところ、瞬く間に1.7万もの「いいね」が集まり、「早く会いたいです!」「健やかに育ってね」「天使から新たな天使が…!」など、新たなアイドルの誕生を祝うコメントが数多く寄せられた。父・シャリフと母・ジャミールの間に生まれたメスの赤ちゃんは、今月18日時点で体重は約242グラム、しっぽを除いた体長は約15センチ。現在もすくすくと成長を続けている。

父のシャリフ。名前はアラビア語で「気高い」を意味する

母のジャミール。名前はアラビア語で「美しい」を意味する

そもそもスナネコとは、アフリカなどの岩砂漠を中心に生息する世界最小級の野生のネコで、その愛らしい容姿から“砂漠の天使”と称されることもあるのだそう。大きく尖った耳と横幅のある顔が特徴的で、人気メディアミックス作品『けものフレンズ』の作中に擬人化された姿で登場したことが、知名度アップにつながった。「那須どうぶつ王国」では今年3月からスナネコの展示を開始し、ユニークな存在感を持つマヌルネコや、凛々しい顔立ちのアムールヤマネコといった同園の仲間たちと共に、癒やしの存在として話題を集めている。

ユニークな存在感で人気のマヌルネコ

公式TwitterやInstagramでは、成長中の赤ちゃんの様子を動画や写真で随時紹介している。一般公開日は少し先なので、実際に会える日を心待ちにしつつ、キュートなスナネコの赤ちゃんの姿を見て存分に癒やされよう!

現在はすくすくと成長中

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