トレタは、飲食店の詳細情報を地図に表示する「テイクアウト&デリバリーMAP」を、5月末を目処にオープンデータ化すると発表した。自治体や事業者、団体、個人等が、蓄積された飲食店の詳細情報を自由に利用できるようになる。
これに伴い、MAPを活用した大阪府との公民連携も開始。府のホームページへの掲載、またOSAKA愛鑑(大阪の「ひと・もの・こと」の魅力を発掘し、発信・創造を行う、府と府内市町村が連携するプロジェクト)SNSによる情報発信や府内市町村への情報提供を行う。
テイクアウト&デリバリーMAPは、飲食店の一次情報を地図上にまとめたもの。ピン(マーカー)をタップすると、飲食店のテイクアウトやデリバリー対応情報をはじめ、電子マネーやクレジットカードの対応や店内利用の際の予約ページの情報、個室の有無などの詳細情報を確認できる。飲食店情報の登録は一般ユーザーからも可能。
運営するトレタでは、導入飲食店に自店の登録を呼びかけるとともに、「#いま私がお店にできること」をハッシュタグにして、SNS等でユーザーからの登録も広く募集する。
同社は、「オープンデータ化により情報を活用した新たなサービスが生まれることで、新型コロナウイルス感染症拡大で苦境に立たされる飲食業界へ貢献したい」としている。