カンテレが6月より自主制作舞台の放送開始!週末はおうちで観劇

関西ウォーカー

コロナウィルス感染拡大の影響を受け、舞台公演などのエンターテイメントが軒並み中止となっている。緊急事態宣言の解除後も劇場で舞台を楽しむには、まだ時間がかかりそうだ。
このような現状の中、関西テレビでは自社制作の舞台をおうちで楽しめる新番組「おうちで舞台~カンテレ劇場~」の地上波放送を決定した。

エンターテイメントの灯を消さないために、テレビ局ができること

舞台公演の制作や主催を担うカンテレ事業局は、これまでに数々の話題作を世に送り出してきた。アフターコロナ対策で今後もおうち時間の増加が予想される中、視聴者にひと時でも夢のような時間をと「おうちで舞台~カンテレ劇場~」を企画。
自社制作のものを中心に、月1回のペースで舞台が楽しめる。

第一弾作品は「はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます」

初回の6月13日(土)に放送されるのは、昨年11月に大阪で上演された喜劇「はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます」。関西から喜劇を発信したいとのコンセプトで作られた、笑って泣ける作品だ。
舞台の世界観を劇場と近い形を体験できるよう、140分ノーカットで放送する。

歌手、タレント、役者、芸人、落語家、漫才師と、個性豊かなキャストが集結

笑いあり、涙あり、歌ありの舞台を、ノーカット放送

W主演を務めた兵動大樹さんは今回の自粛生活中に、笑う・泣く・驚くなどの感情を出すことが前向きな気持ちへと繋がり、その感情を外部から揺さぶるエンターテイメントは生きる上で欠かせないものではないかと、改めて必要性を感じたそう。
また舞台中継が少なくなった昨今において、視聴者が劇場へ足を運ぶきっかけを作るテレビとの連携を、「どんどんやってほしい」と語った。

同じくW主演を務めた落語家の桂吉弥さんは、落語会にもほとんど来ない娘さんが「また次、見たい」と言ったのが本作品だったという。家族全員で楽しめる作品なのでワーワー言いながら、または大切な人を思いながら見てほしいとアピールした。

【写真】W主演の兵動大樹(左)、桂吉弥(右)

人生を豊かにするエンターテイメントの魅力を絶やさないために、放送される新番組。
エンターテイメントを生で体感できるその日を待ちながら、週末の夜はカンテレ劇場のおうち舞台を楽しもう。

■おうちで舞台~カンテレ劇場~
カンテレ
第一回放送:6月13日(土) 深夜2:15~4:35

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