新型コロナウイルスを巡る独自の対策が注目を集める吉村洋文大阪府知事のグッズが誕生した。
吉村洋文グッズは、鉄道グッズなどを手掛けるダイワトーイ(大阪府八尾市)が商品化。同社の山本和秀社長が自宅でテレビを見ているとき、娘が「吉村さんがまた出てるで」と言ったことがきっかけといい、政治に興味のなさそうな若い子がアイドルを見ているような感覚だと感じたからという。そこから商品化しようと八尾商工会議所などに連絡するなどして、最終的に吉村知事本人から版権料を発生せずに承諾を得たという。
グッズは、缶バッジ(300円・大350円)、木製キーホルダー(300円)、アクリルキーホルダー(500円)、クリアファイル(250円)、マグカップ(1,000円)、Tシャツ(2,000円)など。価格は全て税抜き。
山本社長は「(観光客の激減で苦しんでいる)大阪の土産物業界を盛り上げたい」と意気込む。同社がある八尾市は松井一郎大阪市長の地元だが、「松井さんはちょっと強面だからグッズを作ろうとは思わなったが、吉村さんはイケメンだから」とほほ笑む。
吉村洋文グッズは、6月1日に営業再開する大阪の土産物店「いちびり庵」3店舗、同店オンラインショップを皮切りに、大阪各所の土産物店などで販売される予定。