今年の5月5日に開催して好評を博した「親子でオンライン体験フェス」。その反響を受けて、第2弾となる「親子でオンライン体験フェス~#遊べる学べるオンライン体験フェス~」が6月6日(土)に開催される。多彩なワークショップが催される予定だが、目玉企画の一つとして、昨今SNSで話題を集める「桂浜水族館」(高知県高知市)の出展も決定した。「カワウソの『ウソ』『ホント』」と題し、カワウソについての正しい知識を、○×(マルバツ)ゲーム形式で遊びながら紹介する内容のワークショップを予定している。
SNSでのユニークな投稿、独特すぎるイベントや館内展示がたびたび話題となり、これまでに数多くのメディアで取り上げられてきた高知県高知市の桂浜水族館。5月11日より営業を再開させたが、新型コロナウイルスの影響により、来客数は前年同月比で約96パーセント減少。収益の有無に関わらず動物たちの餌代や水道代、海水代、人件費などは日々発生するため、厳しい経営状況が続いているという。
そこで同館では、運営費を充当するための新たなアイデアとして、「オンライン入館料の後値決め・オンライン餌やり」をスタートすることに。「オンライン水族館」自体は参加無料だが、内容に満足した人が「後値決め方式」で入館料を支払うことができる仕組みと、オンラインで生き物たちにエサをあげることができる「オンライン餌やり」を用意。「オンラインとオフラインを組み合わせて観光する習慣がより一般化するよう取り組んでいきたい」と述べた。
そんなオンライン企画の一環として、6月6日(土)開催の「親子でオンライン体験フェス」に桂浜水族館の出展が決まった。オンラインワークショップを通じて「親子双方の学びの場」を提供することを目的に開催される同イベントは、1時限目〜5時限目まで、40分ごとのコマ割りでさまざまな授業が行われるというもの。桂浜水族館は11時30分~12時10分までの2時限目を担当し、愛らしい表情と仕草で人気を集めるカワウソについて学べる企画と、プチカワウソショーを行う。昨今絶滅の恐れが指摘されているカワウソだが、本企画ではその魅力や生態を楽しく学ぶと共に、密猟・密輸問題についても考えるきっかけを作る。
桂浜水族館の企画のほかにも、プログラミングや栄養学、昆虫、魚、アートなど、さまざまなジャンルのワークショップを一日中楽しめるオンラインフェスは必見!それぞれ参加定員が限られているので、気になる人は早めにチェックして参加の申し込みを!