【コロナ対策情報付き】おきなわワールドの楽しみ方を紹介!鍾乳洞にハブのショー、琉球衣装体験も

東京ウォーカー(全国版)

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沖縄本島・南部エリアの人気観光スポット「おきなわワールド」。内部の見学が可能な天然記念物の鍾乳洞・玉泉洞(ぎょくせんどう)や、古民家を移築しかつての沖縄の風景を再現した琉球王国城下町での伝統工芸体験、毒蛇・ハブの生体展示や、スリルあふれるハブのショーが楽しめるハブ博物公園など、沖縄の文化を活かした県内最大級の観光テーマパークだ。沖縄に行ったら一度は寄りたい、おきなわワールドの楽しみ方を一挙紹介!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

沖縄の人気テーマパーク「おきなわワールド」画像提供:おきなわワールド


【見どころ1】神秘の鍾乳洞・玉泉洞を歩いて見学!

【写真】年間100万人が訪れる鍾乳洞・玉泉洞は必見!画像提供:おきなわワールド

おきなわワールドの大きな目玉のひとつが、地下に広がる鍾乳洞「玉泉洞」。天然記念物にも指定されていて、その全長は約5000メートル、鍾乳石の数は100万本以上と国内最大級。そのうち、現在890メートルの部分を公開し、鍾乳洞の内部に設けられた通路を歩きながら、色とりどりのライトで照らされた神秘的な光景を間近に見ることができる。玉泉洞内部に入る料金は入園券・フリーパス券に含まれているので、来園したら必ず行きたい場所だ。

玉泉洞の内部はライトアップされ神秘的な光景画像提供:おきなわワールド


おきなわワールド広報担当の浦崎さんに見学の際の注意点を聞いたところ、「鍾乳洞内の気温は通年21度で、夏は涼しく、冬は暖かい気温となっています。また、見学路は歩きやすく整備されておりますが、湿度が高いため、滑りやすくなっている箇所もございます。所要時間が約30分と少し歩きますので、念のため、履きなれたスニーカー等でお越しいただくことをおすすめします」とのこと。服装や靴には気をつけよう。

また、鍾乳洞内の様子は、公式サイトよりGoogleストリートビューを使って360度のパノラマ写真を見ることができる。写真の景色に興味を持ったらぜひ現地へ。

【見どころ2】古民家を移築した琉球王国城下町!沖縄の伝統文化を体験

沖縄の古民家を移築した琉球王国城下町画像提供:おきなわワールド

地上エリアでは、琉球王国城下町も必ず立ち寄りたい。明治後期から昭和初期にかけて建てられた沖縄の古民家を数棟移築し、かつての沖縄の街並みを再現したこのエリアでは、古民家内で沖縄の伝統的な染物が楽しめる「紅型工房」や、色鮮やかな織物が楽しめる「機織工房」などといった、伝統工芸の実演と体験教室が開かれている。作った伝統工芸品は後日発送を含めて持ち帰りできるので、自分だけのオリジナル沖縄土産にぴったり。工芸体験は各工房にて、いずれも当日受付。料金も体験や制作するものによって異なる。

琉球の伝統衣装を着て記念撮影画像提供:おきなわワールド


さらに、琉球写真館では琉球王国時代の伝統衣装に身を包んだ記念撮影が楽しめる。大人だけでなく子供サイズの衣装もあるので、家族みんなで体験可能だ。

手持ちのカメラでの撮影(税込700円)はもちろん、写真館が用意したカメラでの撮影(税込2000円)にも対応。さらに、琉装を着て15分ほど城下町内を散策できる琉装散歩コース(税込2700円)もあり、まるで昔にタイムスリップしたかのような感覚が味わえる。

世界のシーサーコレクションを展示する王国歴史博物館画像提供:おきなわワールド


このほかにも、沖縄のシーサーや、その原型とされるアジアの獅子などを集めた世界のシーサーコレクションを展示する王国歴史博物館や、ガラス工芸が体験できる琉球ガラス王国工房があり、沖縄の文化をさまざまな形で体験できるエリアとなっている。

【イベント】大迫力のエイサー&スリル満点ハブのショーは必見

毎日開催!伝統芸能「エイサー」を披露画像提供:おきなわワールド

毎日開催される2大パフォーマンスも必見。園内中央付近のエイサー広場では、沖縄の伝統芸能「エイサー」をアレンジしたパフォーマンス「スーパーエイサーショー」が1日3回(公演時間10時30分/12時30分/14時30分)開催されている。太鼓を持ちダイナミックに踊るエイサーをはじめ、仮面を使った芸能「アンガマ」、獅子舞、伝統打楽器・四つ竹の演奏など、沖縄ならではの芸能が一度に楽しめる内容だ。雨天時も開催されるのでお見逃しなく。

スリル満点!ハブのショー画像提供:おきなわワールド


また、沖縄に生息する毒蛇・ハブをテーマにした展示を行うハブ博物公園では、1日5回(公演時間11時/12時/14時/15時30分/16時30分)ハブのショーを開催。ヘビの生態を知ることができるさまざまなパフォーマンスをはじめ、かわいらしいマングースと猛毒を持つウミヘビの水泳対決なども実施。約20分間のスリルあふれる光景を堪能できる。終了後は大蛇と一緒に記念撮影もできるので、記念に挑戦するのもアリ!

【グルメ】昼食は沖縄そば!ひと息つくなら沖縄のお茶「ブクブクー茶」

沖縄そばやソーキそばを味わいたいなら、「沖縄そば自慢 なんと屋」がおすすめ。小麦粉100%で作られた麺に、鰹ダシのきいたスープ、三枚肉(豚ばら肉)・かまぼこ・ネギをのせて食べる沖縄そば。ランチタイムはもちろん、ちょっとお腹が空いた時にもおすすめ。カウンター席やテーブル席の他、お座敷席もあるので、子供連れでも利用しやすい。

沖縄独特のお茶・ブクブクー茶画像提供:おきなわワールド


沖縄らしい景色の中ほっとひと息つくなら、琉球王国城下町内にあるブクブクー茶屋はぜひ立ち寄りたい。昔ながらの赤瓦の客間の中で、茶せんでブクブクと泡だてた沖縄のお茶「ブクブクー茶」(税込550円)を、琉球茶菓子とともに味わえる。

このほか、入場無料エリアにも、地ビール喫茶や茶屋 三段花といった個性豊かな店舗があるので、沖縄グルメの食べ歩きも楽しみ方のひとつだ。

【ショッピング】沖縄土産がそろう!“おみやげ専門店街”

おみやげ専門店街画像提供:おきなわワールド

お土産を選ぶなら「健食バイキング ちゅら島」と同じ建物1階にある「おみやげ専門店街」へGO。沖縄最大級の売り場に、紅芋タルトや雪塩ちんすこう、さーたーあんだぎー、黒糖などの沖縄菓子から、島ぞうりやTシャツ、かりゆしウェアなど、雑貨、オリジナルのご当地グッズまで豊富に取りそろえている。

琉球グラス画像提供:おきなわワールド


また、琉球ガラスが目当てなら琉球ガラス王国売店がおすすめ。職人がひとつずつ制作したグラスや、お皿、ガラス雑貨がズラリと並ぶ。

さらに園内には、南都酒造所の直売所もあり、沖縄オリジナルのクラフトビールやハイボールが購入可能だ。いずれも売り場内に宅配カウンターを設けているので、購入したお土産を自宅に届けられ、手荷物の心配がいらないのもうれしい。

お土産が充実しているだけに目移りしてしまうという人のために、広報担当の浦崎さんに聞いたイチ押し土産を紹介。

まるごとパインカステラ画像提供:おきなわワールド

4種類の「OKINAWA SANGO BEER」画像提供:おきなわワールド


「口いっぱいにパインの香りが広がる、フワフワ生地とスライスパインのシャキッとした食感が絶妙な『まるごとパインカステラ』(大・税込1296円、小・税込864円)、南都酒造所では玉泉洞の地下水(コーラルウォーター100%)で仕込んだ「オキナワサンゴビール」(税込550円)、ハブのエキスと香り高い13種類のハーブをブレンドし、シークヮーサー果汁をプラスした「琉球ハブボール」(税込253円)など、おきなわワールドならではのお土産がおすすめです」(浦崎さん)

【回り方】玉泉洞は一方通行!最初に回ると効率良し

おきなわワールドの所要時間は、玉泉洞・王国村・ハブ博物公園などを見学するだけで約2~3時間ほど。スーパーエイサーショーやハブのショーの観覧時間を入れるとさらに1時間。伝統工芸の体験やランチなど含めると半日ほど必要だ。

長大な鍾乳洞のうち、890メートル部分を見学可能画像提供:おきなわワールド


入場ゲートを入ると、付近には玉泉洞の入り口とハブ博物公園がある。中央部にバイキングやおみやげ専門店街のある建物と、南都酒造所、エイサー広場が集まっており、入場ゲートから見て施設奥に琉球王国城下町や熱帯フルーツ園、琉球ガラス王国工房といった、王国村有料施設エリアが広がる。玉泉洞の出口はこのエリアに通じているので、すべての施設をひと通り巡りたい場合は、まず玉泉洞に向かうとロスなく施設内を回ることができる。

【おすすめ】初めてでも大丈夫!広報が教えるおすすめコース

見どころ満載のおきなわワールドが初めての人でも満喫できる、浦崎さんおすすめの順路はこちら!

「まず玉泉洞を見学し、王国村エリアへ。熱帯フルーツ園や琉球ガラス王国工房を回ったら、琉球王国城下町に足を運んでみてください。工芸体験で自分だけのオリジナルのお土産を作るのがおすすめです。大人の方は、城下町に隣接する南都酒造所でビールやハイボールをチェック。『沖縄そば自慢 なんと屋』でランチを食べたら、すぐ横のエイサー広場でスーパーエイサーをぜひご覧ください。おみやげ専門店街でお土産を選び、最後にハブ博物公園へ。ハブのショーも必見です」(浦崎さん)

【基本情報・アクセス】

おきなわワールド内には無料エリアと有料エリアがあり、琉球王国城下町を含む王国村や、玉泉洞に入る際は入園券(15歳以上1300円、4歳~14歳650円、4歳未満無料、各税込)が必要となる。

ハブ博物公園への入場は、ハブ博物公園券(大人650円、4歳~14歳330円、4歳未満無料、各税込)か、おきなわワールド有料エリア入園券にハブ博物公園券をプラスしたフリーパス券(大人1700円、4歳~14歳850円、各税込)を購入。目的や滞在時間に応じて使い分けよう。また、王国村での各種体験は別料金のため、事前に公式サイトで確認を。

おみやげ専門店街、健食バイキングちゅら島、エイサー広場、南都酒造所、サトウキビ館は入場無料のエリアとなるが、ゴールデンウィーク期間などのイベント開催時は別途入場料が必要となる場合があるので注意。

おきなわワールドへのアクセスは、自動車なら那覇空港・那覇市内から約30~40分ほど。駐車場は、無料駐車場(400台)を利用できる。

空港からはゆいレールで旭橋駅に向かい、駅前の那覇バスターミナルから路線バスで玉泉洞前バス停を目指そう。タクシーで向かう場合は、チケット売り場窓口でタクシー配車センターの電話番号を教えてもらえるので、帰りのタクシーが不在の際に利用しよう。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

〇来場者とスタッフ
・スタッフとその家族の衛生管理と体調管理を徹底します。
・スタッフはマスクまたはフェイスシールドの着用を徹底します。
・来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
・飛沫感染防止のため、仕切り板を設置して対応いたします。
・体調が優れない方の施設利用はお断りする場合もございます。

〇施設内の換気と衛生管理
・屋内施設は定期的に新しい空気に入れ替え、換気を徹底します。
・衛生担当スタッフによる施設内除菌を徹底します。
・多くのエリアにアルコール消毒液と除菌剤を設置しております。

〇ソーシャルディスタンス
・他の方との空間を広くとっていただけるよう、当面の期間、席数の制限を行っております。
・立ち止まり防止エリアにおいてはサインを設置し、スムーズなご見学をお願いしております。
・精算時におけるレジ待ち時には、サインに沿って前後の方との間を空けていただきます。

<施設情報>
住所:沖縄県南城市玉城字前川1336
時間:9:00~17:30、最終入園16:30 ※施設再開時、感染症予防のため営業時間が変更になる場合あり
休み:不定休(営業についての最新情報は公式ホームページをご確認ください)
料金:フリーパス券(入園券&ハブ博物公園):大人(15歳以上)1700円、子供(4歳~14歳)850円。入園券(玉泉洞&王国村):大人1300円、子供650円。ハブ博物公園券:大人650円、子供330円。ほか年間パスポート、団体割引(15名以上)あり ※料金はすべて税込

取材・文=国分洋平

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年9月時点の情報です。

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