北欧のライフスタイルを体験できるテーマパーク「メッツァビレッジ」と、隣接するムーミンバレーパークで、日本最大級となる約2000本のカラフルな傘が園内を彩るイベント「アンブレラスカイ」が開催中だ。アンブレラスカイは、2012年からポルトガルの小さな街アゲダで芸術祭の一環として始まったもの。色鮮やかな傘が上空を埋め尽くす、美しく非日常的な光景が、多くの人の心を惹きつけることから、日本でもハウステンボスや星野リゾートなどで開催されてきた。
昨年の会場は、メッツァビレッジの入口からマーケット棟まで続くエントランスエリアだったが、今年はムーミンバレーパークまで展示エリアを広げ、さらに大規模な「メッツァ アンブレラスカイ・デザインプロジェクト2020」として開催。色鮮やかな傘が園内を彩り、晴れた日は日差しを浴びた傘の色が地面にも映し出されて、足元を染め上げる。
アートディレクターは、マリメッコなど世界的なブランドでデザインを手がける鈴木マサル氏。ムーミンバレーパークでは「陽だまりの道」をテーマとした「ムーミン谷とアンブレラ」、メッツァビレッジでは「木漏れ日のトンネル」をテーマにした「森と、湖と、アンブレラと。」が楽しめる。
また、「メッツァ アンブレラスカイ・デザインプロジェクト2020」にちなみ、ムーミンバレーパーク内のレストランやカフェにもスペシャルメニューが登場。アンブレラスカイを真上から見ているようなカラフルな「アンブレラスカイ パンケーキ」(税込1760円/パンケーキレストランLettula)や、夏にぴったりの清涼感のあるデザート「“ゆれる”アンブレラスカイのフルーツポンチ」(税込660円/ショップ&カフェKauppa & Kahvila)といったメニューは、このシーズンならではのお楽しみだ。
ムーミンバレーパーク内の展示施設「コケムス」にあるワークショップ工房「パヤ」では、自分でアンブレラを組み上げて、オリジナルシールでデコレーションする限定ワークショップも開催(※チケット料金と別途、参加費が必要)。お気に入りのキャラクターをデコレーションして、自分だけの傘をつくれば、梅雨の時期も楽しく過ごせそうだ。
約2000本の傘で、総延長約300mの傘の回廊は圧巻の規模。宮沢湖を望む開放的な空間にカラフルな傘が創り出す、美しく楽しい空間を体感しよう。
(C)Moomin Characters(TM)
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