免税店「ラオックス道頓堀店」(大阪市中央区)が6月18日、グランドオープンした。
これまでは、インバウンド(訪日観光客)向けに店舗設計していた「ラオックス」が、今後は主に日本人20代~30代女性向けの新コンセプト店を基軸して展開するといい、道頓堀店が新コンセプト店となる。具体的には、これまでの家電・時計・民芸品から日用雑貨品・化粧品・食品に重点を置くようにする。
道頓店は、「食」に重点を置くことから1階にスイーツなどのテイクアウトコーナー、酒類コーナー、北海道物産コーナー、米コーナーなどを設置。7月4日には、中国やシンガポールで約360店舗展開しているティードリンクブランド「奈雪の茶」の日本1号店がオープンする。
そのほか、2階は化粧品・美容家電、3階は文具や雑貨を販売。面積約330平方メートルのイベントスペースも設け、日程は未定だが、エヴァンゲリオンやローランドの展示イベントを予定する。
オープニングセレモニーでラオックスの羅怡文(ら いぶん)社長は「ラオックスの現状の業績が厳しいことは間違いないが、我々は常に進化していく姿勢は変わらない。今回の店は「食』がテーマ、日本で『食』は最も魅力あるコンテンツ。これからは日本の魅力を海外の人たちに伝えていきたい」と話した。
■ラオックス道頓堀店
住所:大阪市中央区道頓堀1-8-22 電話番号:06-6484-7191
営業時間:12:30~21:00 ※営業時間は変更する可能性があります。
取材・文=新城重登