ベトナム帰還兵であるランボーの孤独な戦いを描いたシリーズ最新作『ランボー ラスト・ブラッド』が6月26日(金)より公開。映画公開を記念した特別番組『ランボー魂』がYouTubeで配信されている。
映画評論家・平野秀朗と人気女性コスプレイヤーがランボーを語る!
『ランボー魂』では映画評論家の平野秀朗と、Instagramのフォロワーが10万人以上の女性コスプレイヤーのにゃるまー。による対談の様子をお届け。関西ウォーカーの映画コラムや放送作家など関西を中心に活躍する平野は「シルベスター・スタローンの映画を見て育ってきた」と自負し、今回「ランボー」シリーズの魅力をひも解いて行く。
ハリウッドスターは究極のコスプレイヤー?
にゃるまー。 との対談では「ハリウッドスターとは究極のコスプレイヤーではないか」という話題からスタート。平野は世界観に合わせたり、エンターテインメントとしてどうかっこ良く見せるかという姿勢がハリウッドスターとコスプレイヤーが目指すところが似通っているのだと語り「裸に鉢巻きをだけで、最も安上がりにできるコスプレがランボーなんですよ」と紹介。その上、映画を見たことがない人でもランボーだと分かるというアイコンとしての魅力を解説、「究極のコスプレ」なのではと話が盛り上がる。
『ランボー』第1作を初観賞し思った意外性
対談にあたって平野がオススメする第1作目の『ランボー』を初鑑賞したのだというにゃるまー。。「強い男が登場する戦闘もの」というイメージを持っていたにゃるまー。は「戦争の悲しさ」というところにテーマがあり意外だったと語る。平野もそこを指摘し、強い男というみんなが思い浮かべるランボーは2、3作目で生まれたランボー像であり、1作目の『ランボー』はアメリカの世相を反映したハイクオリティな人間ドラマだと紹介。平野は「1982年の映画だけど、今観ても衝撃的で新鮮」だと強調する。
『ランボー』第1作の魂を受け継いだ最新作『ランボー ラスト・ブラッド』
そんな1作目のテーマをある意味で直接繋がっているのだという最新作『ランボー ラスト・ブラッド』。平野は「『ランボー』第1作の良かったところを今に受け継いで、それが詰まっている」と語り、映画人として真面目なスタローンの「俺なりのケジメをつけてやる!」といったものが窺えるのだと力説している。
シリーズ最新作『ランボー ラスト・ブラッド』が6月26日( 金)より公開。本シリーズの魅力を語った『ランボー魂』はYouTubeで配信中なので劇場に足を運ぶ前にチェックしよう。
■ランボーの魅力に迫ったYouTube番組『ランボー魂』(OHTE映画事業部チャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=YP855DLoeVs