奈良若草山の中腹に位置し、東大寺大仏殿、興福寺の五重塔、春日原生林など、3つの世界遺産を眺めることができるホテル「ANDO HOTEL 奈良若草山(奈良市)」が7月1日にオープンした。木・布・紙・火・土の素材感を大切にしたゆとりある暮らしを表現したこちらのホテルは、木の優しいぬくもりとともに奈良の心地よさを味わえるアイテムでも心を落ち着かせてくれる、まさにホテルの名の通り「安堵」できる空間となっている。
注目は露天風呂とペントハウススイート
当ホテルは、今年の1月まで56年間運営された「遊景の宿 平城」をリノベーションしたもの。4階にフロントとメインフロア、そして和食ダイニングを新設。2、3、5階には客室が、最上階には奈良盆地を大パノラマで見渡せる絶景の貸切露天風呂とペントハウススイートが1室(宿泊は5名まで)。ペントハウスには、ファイヤーピット付きテラスも完備されている。
奈良の食材をベースに四季や産地にこだわった食事を
4階にあるレストラン「TERRACE 若草山」は、町家が多く立ち並ぶ観光エリア「ならまち」で、2018 年に開業した和食店「TERRACE ならまち」の2号店。大和野菜や奈良の肉など、地元食材にこだわり、「不変と変化」をコンセプトに、和にフレンチの技法を織り交ぜた料理を楽しむことができる。
今後ウェディングも展開予定
若草山での挙式の後、レストランでの会食、そのままゲスト全員とステイをしながら、夜までファイヤーピットやロビーで楽しむなど、リゾート婚のような一日を過ごすことも。奈良でウェディングを考えている方にはおすすめ。
他にも、奈良の文化や歴史などを体感できるプラグラムも用意されている。若草山山頂ヨガ、原生林ガイド付き散策、僧侶によるお寺ガイド、鹿の角アクセサリー作り、赤膚焼き体験、利き酒など、古都奈良でしかできないユニークな体験を楽しみたい。
自然につつまれ極上のリラクゼーションを感じられるホテルで、大切な人と至福のひと時を過ごそう。