ユニクロが初のチームブランドアンバサダーをスウェーデン選手と結成

2020年7月22日

東京ウォーカー（全国版）

ユニクロは、7月22日(水)のオンライン発表会で、スウェーデンのアスリートとのチームブランドアンバサダー「ユニクロチームスウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」の結成を発表した。ユニクロが選手とチーム単位で契約するのは初となる。

発表会に出席したスウェーデン大使館公使参事官レーナフォンシドー氏(写真左)、ファーストリテイリングの柳井康治氏(写真中央)、ユニクロの遠藤真廣氏(写真右)

すべての画像を見る(5件)

ユニクロは2019年よりスウェーデンオリンピック・パラリンピックチームのメインパートナー兼オフィシャルクロージングパートナーとして、スウェーデンの代表選手団と大会関係者にユニクロ商品を提供している。

今回新たに結成されたユニクロチームスウェーデンのメンバーは、2021年の東京オリンピック・パラリンピックでメダルの獲得が期待できる現役のトップアスリート11名と過去の大会で伝説的な記録を残した2名を加えた計13名。チームとしてユニクロの新たなライフウェアコレクションの商品開発に参画し、競技中だけでなく日常生活を支えるライフウェアを2021年初夏に世界で販売する予定だ。

さらに、2020年内にユニクロがスタートする予定の社会貢献プロジェクト「DREAM PROJECT by UNIQLO」にも参加。サッカーやテニスが楽しめる移動式のモジュール施設を開発し、子供や若者たちがスポーツを通して交流する機会の提供やイベントの実施などを行っていくという。

ファーストリテイリンググループの柳井康治上席執行役員は、アスリート個人とではなくチーム単位で契約した理由について「多くの人々と成長していくことがこれまで以上に大切な時代になってきている。今回、競技も多岐に及び、多様な価値観を持たれる方々と一緒にやっていくことが、あらゆる人々の生活をより豊かに過ごしていただけるユニクロの商品作りに有益だと確信した」と話した。

また、新型コロナウイルス感染症の影響で社会の状況が大きく変化したことを受け、「ユニクロチームスウェーデンの13名と新しいライフウェアを送り出すとともに、DREAM PROJECT by UNIQLOによって次の世代にもつながる新しい社会貢献活動の形を模索していきたい。本業とともに、社会貢献活動にもより一層力を入れていくことは我々がこれから行っていく使命だと思っている」と意気込みを語った。

このほか、スウェーデン選手団を応援する公式ウェアの一つ「SWEグラフィックTシャツ」を7月23日(木・祝)からスウェーデンのユニクロ店舗および公式オンラインストアで発売。スウェーデン国外在住の人は購入不可だが、日本国内では抽選で13名に当たるプレゼントキャンペーンを7月23日(木・祝)より実施する。詳細はユニクロ公式アカウントで発表されるという。