福岡の有名ラーメン店「麺や 兼虎」で、はかた地どりの旨味にマー油が香る豪快麺が登場!

九州ウォーカー

全国のつけ麺の名店がそろった「つけ麺Walker」(発売中)の目玉企画「プレミアム限定麺」。「つけ麺Walker」読者のために、共通テーマの「地元食材」を使い各店がこれまで作ったことのない至極の一杯を完成させる。8月から満を持してスタートするのが、福岡市・渡辺通にある人気店 「麺や 兼虎 天神店」 だ。当初は6月から開始予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、開始時期を延期。さらに、土曜日・日曜日限定の予定だったが、ソーシャルディスタンスの確保、三密回避という観点から、提供日を平日の3日間に変更。注文できる時間帯も14:00〜となった。

有明海産の海苔など、トッピングにもこだわった博多地鶏のブラックつけ麺(1,200円)。仕上げに入れるマー油とサバ油で、一口目からパンチがしっかり(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

【2020年8・10・12月の毎週月曜日・火曜日・水曜日に実施。各日14:00〜提供。1日20杯限定】豪快で荒々しく、漢らしい一杯

博多地鶏のブラックつけ麺(1,200円)。食べられるのは2020年8、10、12月の毎週月曜日・火曜日・水曜日。14:00〜売り切れ次第終了で、1日20杯限定。

東京の人気店「麺処 井の庄」で修業を積み、2013年に福岡市・赤坂にて開業。豚骨ラーメンが圧倒的に高い市民権を得る福岡で、隠れ家立地、知名度ゼロからのスタートながら、着実にファンを増やし、福岡を代表する麺処へと成長。
2018年8月には西鉄福岡(天神)駅そばに移転。平日でも開店を待ちわびる人が並び、ランチピークタイムを過ぎてもなお行列を作るのが「麺や 兼虎 天神店」の日常風景だ。

西鉄福岡(天神)駅より徒歩すぐとアクセス抜群。平日、休日問わず、行列必至(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

食べ応えのある太麺、鶏・豚骨スープに魚介の旨味を合わせたつけ汁は関東のつけ麺が源流だが、今でも半年ごとに味を見直すなど、常に九州人の口に合う“最良”を追求し続けている。
そんな福岡が誇るつけ麺の名店が繰り出すプレミアム限定麺は、 「博多地鶏のブラックつけ麺」 。はかた地どりをじっくりと炊き上げ、旨味を凝縮させた濃厚スープに、魚介ダシをミックスし、最後に合わせるマー油でインパクトをプラス。さらに九州らしさが光るのが独特の風味と旨味を持つサバ油。「豪快で荒々しく、漢らしい一杯。」のコンセプト通り、一口目からガツンとパンチのある味わいだ。

はかた地どりからとった濃厚なスープがつけ汁のベース。奥深い旨味が特徴(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

一方で、つけ汁に使用する醤油はまったりと旨味、甘味が広がる銘柄を吟味。選んだのは福岡市で100年以上の歴史がある、ヤマタカ醤油の濃口醤油。ほかの素材に負けない存在感を放ち、つけ麺全体のバランスをうまくまとめている。
肩ロース肉のレアチャーシュー、厚切り豚バラチャーシュー、有明海産の海苔、太メンマなど、トッピングにもこだわりが光る。

「博多地鶏のブラックつけ麺」には福岡市の老舗醤油蔵、ヤマタカ醤油の濃口醤油を採用。旨味が強く、ほのかに甘味を感じるのが九州らしい(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

糸島市にある「タケマン」から仕入れる極太のメンマをトッピング。しっかりとした食感で豪快な味わいの一助を演出(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

雑誌持参限定のスペシャルトッピングは半熟味玉と揚げニンニク(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

今回の「つけ麺Walker」限定麺は誰でも食べられるのが特徴。しかし、読者のために、 雑誌を持参した人にはスペシャルトッピングとして、半熟味玉と揚げニンニクが無料で付いてくる。 より、「漢らしい一杯。」を堪能できるトッピングだ。

※スペシャルトッピングを受ける人は、スタッフに食券を出す時に必ず「つけ麺Walker」を提示し、スペシャルトッピング希望と伝えてください(1人1冊、電子版不可)。

店主の益成兼太郎さん。「麺処 井の庄」で働く前はサラリーマンだった異色の経歴(C)KADOKAWA 撮影/菅 祐介

ランチのピークタイムをずらして提供するのは、「できるだけ“密”にならないように」との店主・益成兼太郎さんの思いから。とはいえ、1日20杯限定で、食べられる日も決まっているプレミアムな一杯だけに、一度は食べておきたい。

【実施日】2020年8・10・12月の毎週月曜日・火曜日・水曜日。14:00〜売り切れ次第終了で、1日20杯限定

【麺や 兼虎 天神店】 住所:福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-18 電話:092-726-6700 時間:10:30〜24:00 休み:なし 席数:13席(カウンター11席、テーブル2席) 駐車場:なし アクセス:西鉄・西鉄福岡(天神)駅南口すぐ

【取材・文=諫山 力、撮影=菅 祐介】



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