昨年9月から改修工事に入っていた大阪のシンボル・通天閣が「通天閣60周年記念キャンペーン」の最終日である2月10日(ツーテンの日)に、LED/ネオン広告の点灯式典を開催し、特別イルミネーションを披露した。今回はLEDの数を増やし、東側の時計をデジタル化させたほか、色も12色表示できるようになるなど、バージョンアップした。
式典では主催者の日立製作所の代表執行役執行役専務の葛岡利明氏や通天閣株式会社の西上雅章社長らが出席。MCの掛け声に合わせてボタンを押すと、約5カ月ぶりにネオンを輝かせた。特別イルミネーションの第1部では、鐘や音楽に合わせて色が変化するほか、60周年の還暦に合わせ、真っ赤に輝いた。第2部では未来に向けた期待や変化を表現。紅白に輝いたり、ブルーや緑、赤など様々な色を見せ、最後はレインボーカラーに点灯した。
その後、1分ごとに12色のライトアップを披露。
居合わせた観光客や仕事帰りの人たちも、歓声を上げたり、写真を取ったりしながら新しくなった通天閣に見入っていた。
【取材・文=関西ウォーカー 鳴川和代】
鳴川和代