駒形克己の足跡をたどる「小さなデザイン 駒形克己展」が岩手県立美術館で開催

東京ウォーカー(全国版)

岩手県盛岡市の岩手県立美術館で、9月5日(土)から11月3日(祝)まで「小さなデザイン 駒形克己展」が開催される。

『Little Eyes3 いろ・いろ・いろ』(偕成社・1990年)写真は主催者提供

『Little Eyes』『Little Tree』などの絵本で知られる造本作家/デザイナーの駒形克己氏を紹介する「小さなデザイン 駒形克己展」。アメリカ時代の実験的な作品から、音楽・ファッションでの仕事、絵本の制作プロセスを伝えるアイデアスケッチまで、同氏の初期から現在までの足跡を約300点の作品でたどる。「小さなこと」を大切にしてきた駒形氏。手に収まる小さなサイズ、少数の人々とささやくような関係性から生まれた作品の数々は、大人から子供まで楽しめる。

【写真】「コム デ ギャルソン・オム」メッセージカード(1988年)写真は主催者提供

担当者は「駒形克己のこれまでの歩みをたどる展示会となっています。初期の実験的な仕事をはじめ、多数の貴重な作品や試作をご覧いただけます。また会場内には、駒形の手がけた絵本に実際に触れて楽しめるコーナーのほか、関連イベントとして、1990年代後半以降、駒形が力を注いできたワークショップも開催予定です。ぜひこの機会に、駒形克己のデザインワークを体験してください」と話す。

駒形克己氏の世界観を堪能できる同イベント。この機会にぜひ家族・友達とでかけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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