近江八幡と彦根を舞台にした国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ2020」が開催

東京ウォーカー(全国版)

滋賀県近江八幡旧市街や彦根市で国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ2020」が11月23日(祝)まで開催中。

「BIWAKOビエンナーレ2020」イベントポスター写真は主催者提供


「BIWAKOビエンナーレ」は、江戸時代の風情が色濃く残る近江八幡と彦根の旧市街を舞台に、町に点在する町家や元造り酒屋、元銭湯などの伝統的な建造物の保存と継承の方法をアートに見出そうとする試み。

今年開催される「BIWAKOビエンナーレ2020」では、これまでの近江八幡市旧市街地にくわえ、彦根市街地も会場に加わった。彦根の会場では、国宝彦根城の櫓や庭園、市街地の昭和レトロな商店街、140年の歴史に去年幕を下ろしたお風呂屋など見どころが満載だ。

【写真】特別コンサート「森羅万象~COSMIC DANCE」は10月23日(金)、24日(土)に実施写真は主催者提供


今回のテーマは「森羅万象~COSMIC DANCE」。地球に存在するありとあらゆるものは、変化と生成の中にあり、なにひとつ、一瞬たりとも静止するということはなく、すべての存在は、無論私たち人類自身も含め、宇宙の一員であり、ともにこの地球を舞台に踊るダンスの共演者というメッセージが込められている。このテーマを冠するコンサートが10月23日(金)、24日(土)に開催され、ピアノや笙(しょう)をはじめとする楽器の演奏を楽しめる企画を実施する。

地域固有の文化を特徴付けるものとして未来へと継承していくべき貴重な財産を目の当たりにできる「BIWAKOビエンナーレ2020」。近江八幡への観光とともに、歴史文化を味わいに出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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