椅子に座らずひたすら愛でる、埼玉県立近代美術館で「MEDE SUWARU-今日みられる椅子」が開催中

東京ウォーカー(全国版)

埼玉県さいたま市の埼玉県立近代美術館で、デザイナーの豊かな発想から生まれた秀逸なデザインの椅子を、実際に座るかわりに見て楽しむ展覧会「MEDE SUWARU-今日みられる椅子」が11月3日(祝)まで開催中。

アルヴァ・アールト《パイミオ/アームチェア41》。デザイン:1930~31年/製品化:1932年写真は主催者提供


「椅子の美術館」として知られている埼玉県立近代美術館では、グッドデザインの椅子に自由に座れるよう、館内でさまざまな椅子を展示してきたが、新型コロナウイルス感染症対策のため当面の間は座れる椅子の展示を制限している。

そのなかで開催される「MEDE SUWARU-今日みられる椅子」は、座るかわりにじっくり見ることで、異なる角度から同館の椅子コレクションの魅力を楽しむ展覧会だ。人気の椅子はもちろん、作品保存のために展示の機会が少ない椅子も紹介している。

【写真】ペーター・オプスヴィック《ガーデン:リトル・ツリー》。デザイン・製品化:1985年写真は主催者提供


形や色、素材をじっくり見ながら、椅子が置かれる空間や座り心地、デザイナーが込めたアイデアを想像してみると、座って楽しむときとは違った角度から椅子の新たな魅力を見つけることができるはず。

人気の椅子のコレクションを愛でる楽しみを体験してみよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

注目情報