「渡辺おさむ」のスイーツデコで日本の名画が蘇る、3メートル超えの“ 伊藤若冲絵画”も初登場

東京ウォーカー(全国版)

伊藤若冲や葛飾北斎、俵屋宗達など日本を代表する画匠の作品を、樹脂を用いた本物そっくりのクリームやキャンディー、フルーツといったスイーツデコで表現する渡辺おさむの展覧会「渡辺おさむ展 花鳥風月」が10月14日(水)から大丸東京店にて開催される。

全長3メートルを超える若冲のオマージュ作品を初公開!


渡辺おさむは絵画や彫刻などの芸術品をはじめ、さまざまなものにお菓子のデコレーションを施す現代美術作家。その技術をアートに昇華させた第一人者として作品は国内外から注目を集め、多くのメディアに取り上げられている。さらに、中国、インドネシア、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国など世界各国で個展を開催。作品集や著書も出版され、大原美術館や清須市はるひ美術館など国内5カ所の美術館に作品がコレクションされている。

スイーツデコと日本画が融合した他にはないアートの世界を体感しよう!

【写真】スイーツデコで葛飾北斎の「凱風快晴」を見事に再現!

曽我蕭白の「雲龍図」はクリームで描かれた竜の表情が迫力満点だ

本展では若冲の代表作「鳥獣花木図屏風」をスイーツデコで表現した3メートル超えの大作が初公開されるほか、虎の模様や表情を色とりどりのクリームで緻密に描いた「虎図」や、赤富士のグラデーションをキャンディー、チョコレートで見事に再現した葛飾北斎の「凱風快晴」、曽我蕭白の「雲龍図」など、世間に広く知られる作品の数々に独自の技法を施した約40点を一堂に展示。写実的な日本画にスイーツのかわいらしく華やかな雰囲気を織り交ぜた、新しい形のアートを体感できる。また、開催にあたり渡辺氏は次のコメントを寄せている。

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