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横浜赤レンガ倉庫の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
横浜赤レンガ倉庫ってどんなところ?みなとみらいの看板スポット
みなとみらい21地区を代表する「横浜赤レンガ倉庫」は、明治・大正時代に建設された歴史的建造物をそのまま利用した文化・商業施設。1号館にはコンサートやイベントに対応するホール&スペースや、お土産品を中心としたショップがあり、2号館にはショッピングや食事が楽しめる店舗が数多く揃う。また、1号館と2号館を繋ぐ「イベント広場」では1年を通してさまざまなイベントも行われる。
【見どころ1】明治・大正モダンの面影を残す赤レンガの内外に注目!
横浜赤レンガ倉庫の一番の見どころは、なんといっても明治から大正にかけて造られた建物。竣工当時のデザインを復元したクラシカルな「避雷針」や、現在は消防用設備としては使用されていないものの当時のまま残された約400キロの分厚い「防火戸」など、レトロでモダンな佇まいがデートスポットとしても人気だ。
施設内には、当時を思わせる遺構や最新技術を用いた設備が随所に残されていて、1号館バルコニー側に展示・保管されている日本最古の「荷役用エレベーター」や、イベント広場の2号館側に残されている「鉄道レール」など、倉庫として活用されていた頃の雰囲気を感じられる。
【見どころ2】みなとみらいと赤レンガのロケーション!オススメビュースポット多数
みなとみらいならではの抜群のロケーションも見逃せない。2号館2階のバルコニーでは、ベンチに腰掛けてみなとみらいの街並みや海を一望でき、バルコニー海側には2つの鐘が並んだ「幸せの鐘」が設置されているので、好きな人と訪れるなら外せないスポット。また、イベント広場の海側では横浜ベイブリッジを望め、潮風の中で港町ならではの景色を楽しめる。
さらに、夜になると赤レンガ倉庫がライトアップされ、オレンジ色に照らされた倉庫は、昼間とはまた違った景色に。横浜ベイブリッジや横浜港大さん橋国際客船ターミナルに入港した客船などが煌めく港の夜景も必見だ。
【イベント】イチゴの祭典にオクフェスまで年間通して楽しめる
横浜赤レンガ倉庫では年間を通してさまざまなイベントを開催。1号館ホール&スペースでは、演劇やコンサートなど公演、展覧会の会場として利用されており、広々としたイベント広場でも人気のイベントが多数開催。
代表的なイベントとしては、2月上旬に開催されるいちごスイーツや雑貨などの祭典「ヨコハマストロベリーフェスティバル」やGW期間中、ドイツの春祭りを再現しビールやドイツグルメが味わえる「ヨコハマフリューリングスフェスト」、10月上旬に開催される全国でも随一の規模のドイツビールイベント「横浜オクトーバーフェスト」などがある。
また、12月にはクリスマスマーケットやイルミネーションなど横浜赤レンガ倉庫一帯がクリスマス一色に染まる。
【回り方・混雑情報】GWや夏休み、クリスマスは混雑シーズン
横浜赤レンガ倉庫で広報を担当する渡邊さんに、館内でのおすすめの過ごし方を聞いたところ、館内での食事やショッピング、展示の観賞のほか、「2号館2階バルコニーからみなとみらいの景色を観たり、広場で赤レンガや海を背景に写真を撮るのはおすすめです」と教えてくれた。
込み合う時期似関しては、GW期間や7月後半から8月の夏休み期間、12月のクリスマスシーズンが年間の中でも混雑する傾向にあるという。ゆっくりと建物や景色を楽しみたいという人は覚えておこう。
【グルメ】フードコートからライヴレストランまでバリエーション豊か
横浜赤レンガ倉庫でカフェやレストランが入居するのは2号館。2号館1階のフードコートエリア「ピクニックコート」内には、シウマイでおなじみの「崎陽軒」や洋食「横濱たちばな亭」、海鮮丼や天丼を味わえる「野毛 ヤマヤ鮮魚店」などランチ・軽食・カフェの6店舗、同じく1階にはカフェレストラン「bills」なども入居している。
2号館3階には、一流アーティストの演奏とともに料理を楽しめるライヴレストラン「Motion Blue yokohama」をはじめ、「TUNE Balcony, Dining & Bar」など4店舗が入居。軽食・カフェから本格的なディナーまで、2号館にはさまざまなシチュエーションにぴったりのバリエーション豊かな店舗が揃っている。
店舗によっては、みなとみらいや横浜港を一望できる眺めの良いバルコニー席を設けているところもあり、海風を感じながら個性豊かなメニューを楽しめる(3月~11月。冬季はバルコニー席は休業)。
さらに、土・日・祝日はイベント広場に2号館の「chano-ma」、「崎陽軒 横浜赤レンガ倉庫店」、「GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE」、「YOKOHAMA BASHAMICHI ICE」の4店舗がそれぞれワゴン販売を実施する(3月~11月。状況により実施しない場合あり)。
こうした豊富なラインナップの中から、広報・渡邊さんに各時間帯ごとにおすすめのお店を教えてもらった。「ランチ目的なら崎陽軒・横濱たちばな亭などが入居するピクニックコート内の店舗、カフェタイムには手づくりアップルパイの専門店『GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE』などがおすすめです。ディナーにはロティサリーチキンが自慢のイタリアンレストラン『Café & Rotisserie LA COCORICO』やシカゴピザ『BUTCHER REPUBLIC CHICAGO PIZZA & BEER』も人気です」(渡邊さん)
【買い物・お土産】赤レンガにちなんだユニークなお土産をチェック!
倉庫建物内にはさまざまな店舗が入居しており、ショッピングを楽しめる商業施設として充実しているのもポイント。アパレルやファッション・ライフスタイル雑貨を中心に、和雑貨や横浜土産の専門店など、1号館・2号館合わせて30店舗以上が営業している。
横浜赤レンガ倉庫ならではのお土産がほしいという人は、1号館1Fの赤レンガ[デポ]がおすすめ。「レトロ横浜」をテーマにしたショップで、「赤レンガ型のかすてら」、「レンガまるごと1.5キロのチョコレート」、「レンガ柄のガムテープ」等赤レンガ倉庫ならではのお土産を取り揃えている。
また、横浜が舞台の童謡「赤い靴」にちなんだショップやお土産も見逃せない。2号館2階の「赤い靴の女の子」は、横浜の土産菓子として、近年人気の同名シリーズを取り扱う専門店。1号館1階「横浜赤い靴本舗」は、横浜の赤い靴をはいた女の子の世界観をテーマにスイーツや雑貨、赤いグッズなどを販売している。このほかの店舗でも赤い靴スイーツやグッズは販売されているので、各店舗を巡って探してみるのもおすすめだ。
【アクセス】鉄道・バス・車・シーバスとアクセス手段多数!
横浜赤レンガ倉庫の最寄り駅はみなとみらい線馬車道駅・日本大通り駅で、それぞれ徒歩約6分。また、近隣のJR・市営地下鉄桜木町駅、JR・市営地下鉄関内駅からはそれぞれ徒歩約15分、みなとみらい線みなとみらい駅からは徒歩約12分と、徒歩圏内に駅が複数あるのが特徴だ。
なかでも桜木町駅からのルート上にある汽車道は、かつての臨港鉄道の遺構を利用した海を渡る遊歩道として人気の散策路。海やみなとみらいの街並みをゆったりと楽しみながら横浜赤レンガ倉庫に向かうのもおすすめだ。
自動車でのアクセスは首都高速神奈川1号横羽線みなとみらいIC・横浜公園ICから約5分。台数179台の施設駐車場(最初の1時間500円、以後250円/30分)があるので利用しよう。
このほか、桜木町駅を発着する観光スポット周遊バス「あかいくつ」(大人220円、小人110円)、横浜駅前や山下ふ頭を運行する連結バス「BAYSIDE BLUE」(大人220円、小人110円)、横浜駅東口~みなとみらい21~赤レンガ倉庫~山下公園を結ぶ水上バス「シーバス」、羽田空港からの空港リムジンバス(大人720円、小人360円)でもアクセス可。横浜観光を楽しみたい人はルートを練る上で選択肢に入れておこう。
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
<お客様へのお願い>
・咳エチケットや手洗い、手指の消毒、マスクの着用をお願いします。
・売り場や通路、レジ待ちなどでは、ソーシャルディスタンスの確保にご協力ください。
・接触を最小限に抑えるため、キャッシュレス決済を推奨しています。
・混雑緩和のため、入場制限をする場合があります。
・発熱や体調不良の際は、来館をお控えください。
<施設の取り組み>
・出入口に消毒用アルコールの設置
・手すりやドアノブなど、接触が多い箇所の定期的な消毒
・インフォメーションカウンターや売り場の一部に飛沫防止用フィルムを設置
・客席の間引きや床面の表示などによるソーシャルディスタンスの確保
・出入口の扉や窓を開放し、外気を取り入れた換気の実施
・飛散防止のため、お手洗いのジェットタオルの使用停止
・インフォメーション、巡回警備、清掃、各店舗スタッフのマスクの着用
・スタッフの検温をはじめとする体調管理の励行と、発熱などの症状がある場合の出勤停止
・喫煙所、車いす・ベビーカーのレンタルの休止
その他、試食試飲サービスの自粛や会計時のキャッシュトレイの使用など各店舗における対策を実施しております。
<施設情報>
住所: 神奈川県横浜市中区新港1-1
アクセス: 【電車】JR・市営地下鉄桜木町駅から汽車道経由で徒歩約15分。JR・市営地下鉄関内駅から徒歩15分。みなとみらい線馬車道駅・日本大通り駅から徒歩6分、みなとみらい駅から徒歩12分 【車】首都高速神奈川1号横羽線みなとみらいIC・横浜公園ICから約5分
営業時間:1号館10:00~19:00 ※2Fスペース、3Fホールはイベントにより異なる
2号館 11:00~20:00 ※カフェ・レストランは店舗によって異なる
※営業時間詳細は横浜赤レンガ倉庫HPで確認
定休日:なし(法定点検日除く)
駐車場:83台(P1)、96台(P2)
最初の1時間500円、以後250円/30分
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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※2020年10月時点の情報です。