岩手県の盛岡市遺跡の学び館で、企画展「不来方之城新築之有可候 南部氏の盛岡築城」が2021年1月24日(日)まで開催中。
盛岡城は、盛岡藩祖である南部信直が豊臣家重臣の浅野長吉(長政)から岩手郡不来方への居城移転を勧められ、慶長2年(1597年)または同3年(1598年)、南部信直が嫡子の利直に命じて不来方に城を築き始めたものと伝えられている。その後、城名を盛岡城と改名。寛永10年(1633年)に南部重直が江戸から盛岡へ入城して以来、明治3年(1870年)まで、盛岡藩主南部氏の居城であり、城下町は明治以後の県都盛岡市発展の基盤となった。
「不来方之城新築之有可候 南部氏の盛岡築城」では、盛岡城とはどのような城であったのかが、これまでの発掘調査成果から明らかにされている。
今年は、南部信直が大名の地位を確立した天正18年(1590年)から数えて430年目にあたり、最後の藩主南部利恭が藩政を終えた明治3年(1870年)から150年目にあたる。こうした背景から「不来方之城新築之有可候 南部氏の盛岡築城」が開催されるとのこと。
城好き必見の企画展、「不来方之城新築之有可候 南部氏の盛岡築城」に行ってみよう。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。