冬の港が幻想的な光に包まれる、福岡県北九州市の門司港で「門司港レトロ浪漫灯彩」開催中

東京ウォーカー(全国版)

福岡県北九州市の門司港で2021年3月14日(日)まで「門司港レトロ浪漫灯彩」が開催中。

1921年(大正10年)に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られた「旧門司三井倶楽部」 写真は主催者提供


門司港の開港は1889年(明治22年)。北九州の工業力と結びついて大陸貿易の基地となり、最盛期には1カ月に200隻近い外航客船が入港し、国内航路を含めて年間600万人近い乗降客がいたといわれている。当時、街には商社やビルディングが建ち並び、盛り場には海外旅行客や外国人相手の店も多く、門司港の街を華やかに盛り上げていた。

それから100年、昔ながらの建物と新たに造られた建物が混ざり合い、懐かしくも新しい門司港に生まれ変わった。そんな門司港が冬の装いでライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれる。

【写真】ロシア帝国が1902年に大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を、そっくり複製し建築された「大連友好記念館」 写真は主催者提供


門司港レトロ地区の歴史的建造物や周辺の樹々が、約30万球のイルミネーションで装飾される。淡いシャンパンゴールドの光が街中を美しく照らし、レトロな雰囲気を演出。入場料は不要で、フォトスポットも多く、一帯はロマンチックな雰囲気になっている「門司港レトロ浪漫灯彩」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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