クラフトも料理も苦手な不器用ママと、幼児の娘が「おうちでできる工作・料理」にトライ!今回は、再び増えたおうち時間に挑戦してみたい、超簡単な「ラップで作る手まり寿司」を紹介!
【ラップで作る簡単手まり寿司】
■用意するもの(約30個分)
・酢飯…今回は2合用意
・お好みの具
★今回用意したもの
・マグロ、蒸しエビ、鯛、サーモンなどが入った手巻き寿司用ネタセット
・イクラ
・薄焼き卵
・キュウリ(輪切りのスライスと柵状のスライスに)
・ブロッコリースプラウト(カイワレが苦手な子供用に。茎の部分は切り落とす)
・大葉(1/6程度にカットしておく)
・オクラ(スライスしておく)
■作り方
1.具材を準備する
刺身用にカットされたネタは、ななめに包丁を入れてなるべく薄くしておく。手巻き寿司用など元々薄いネタは、2×2センチ程度になるよう、半分か1/3にカット。キュウリは輪切りと柵状のものを準備。輪切りはできるだけ薄くスライスし、ポリ袋などに入れて塩を振ってしばらく放置。水が出たら軽く絞っておく。柵状にするには、キュウリの両サイドを切り落とし、ピーラーでスライスすると簡単。オクラはスライスすると星型になるので子供受け抜群。薄焼き卵があると彩りも◎。
2.酢飯を用意する
酢飯の水の分量で、米を2合炊く。炊きあがったら熱いうちに寿司酢を混ぜる。しゃもじを立てて切るように、底から返すようにして混ぜていくのがコツ。ざっと混ざったらうちわであおいで冷まし、再び混ぜてうちわであおぎ…と数回繰り返す。
3.酢飯を小分けする
混ぜ合わせた酢飯が冷めたら、小分けして直径3〜3.5センチ程度の手まり状に丸めていく。強く握りしめずに優しく、サイズは小さめを心掛けるのが最大のコツ。衛生面を考慮し、ラップを使って丸めて、保管の際もラップをしよう。
4.ネタをのせていく
冷やしておいたネタを取り出し、小さな手まり状に小分けした酢飯に重ねていく。酢飯とネタを直に触らないようビニール手袋を使うことと、重ね終わったらすぐに冷蔵庫で保管すること以外に、細かいルールはナシ!好きなように食べたい具材を自由に盛り付けて。
<生魚&蒸しエビ>マグロやサーモンはそのまま酢飯に重ねてラップで包む。鯛やイカなど透ける具材は、中に大葉などの緑を仕込むとキレイ。
<薄焼き卵>酢飯に被せてラップで包み、底の部分で茶巾絞りに。
<キュウリ軍艦>柵状のスライスを側面に巻き付けたら、すぐにラップで包んで固定し、型を付ける。
<キュウリ(輪切りスライス)>水気を切ったキュウリを酢飯の上に並べてラップで包む。
5.盛り付ける
食べる直前に冷蔵庫から取り出し、ラップを外してお皿に並べる。イクラやオクラ、カイワレ(ここではブロッコリースプラウト)をバランスと具材の相性を見ながら盛り付けたら完成!
■ここに注意!
・酢飯の小分けをする際、手まりの大きさはとにかく小さめを推奨する。「こんなに少なくて大丈夫?」というくらいでちょうど良い。大きいと一口で食べられず、具材とのバランスも悪くなりがち。
・キュウリや大葉、カイワレなどの野菜にも忘れずにラップを。特に大葉は放置するとすぐにシナシナに……。
・具材をのせたらなるべく触らない。子供はいつまでも握りたがるけれど、手の温度で具が傷むので、即冷蔵庫に入れよう。
・2合で作っても30個くらいできるので、子供だけでなく親も食べるつもりで作ろう。
アレンジ次第で“我が家の手まり寿司”が作れるのが魅力。手まり寿司はひなまつりでも定番のメニューで、見栄えの割に簡単にできるので、3月の桃の節句はもちろんのこと、5月の端午の節句など、子供にまつわる行事の度に親子で作ってみて!