さまざまな美しいロゼットを紹介、愛媛県新居浜市の愛媛県総合科学博物館で「春待ちロゼット-冬を越す野草の姿-」開催

東京ウォーカー(全国版)

愛媛県新居浜市にある愛媛県総合科学博物館で、企画展「春待ちロゼット-冬を越す野草の姿-」が2021年1月31(日)まで開催中。

「春待ちロゼット-冬を越す野草の姿-」チラシ表写真は主催者提供


植物学でのロゼット(Rosette)とは、草本類が放射状に葉を広げ地面に張り付くように生育している形態を指す。これはタンポポやオオバコなどの野草が、冬の寒さに耐え太陽の光をたくさん浴びるために地面に葉を広げた姿で、その形がバラ(Rose・ローズ)の花に似ていることからロゼットと呼ばれる。

ロゼットには種類ごとにさまざまな形態があり、開花期の姿とは異なる美しさがある。本展では、自然観察する対象が少なくなる冬期に自然を見る視点を増やしてもらうことを目的として、標本と写真を用いてロゼットを紹介する。

【写真】ツボミオオバコのロゼット写真は主催者提供


また、ガラス容器などに多肉植物を植えこんで作る「多肉植物で作るテラリウム」(2021年1月16日(土)から1月31日(日)の土日)、針と糸で花飾りを作る「ロゼットコサージュ」(2021年1月17日(日)、1月24日(日)、1月31日(日))といったワークショップも開催される。

花の少なくなる冬に花のような美しさを感じるロゼットを探しに「春待ちロゼット-冬を越す野草の姿-」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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