あ・ら・伊達な道の駅で宮城県大崎の旬のグルメを満喫しよう!【コロナ対策情報付き】

東京ウォーカー(全国版)

あ・ら・伊達な道の駅の見どころからお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介しているイベントや施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

休日となれば、観光客ばかりでなく地域の人たちでもにぎわう道の駅


あ・ら・伊達な道の駅ってどんなところ?宮城のおいしいが集まる道の駅

宮城県大崎の北西部に位置する「あ・ら・伊達な道の駅」は国道47号線沿いにある道の駅。年間300万人以上の人々が足を運ぶ人気のこの道の駅は、伊達政宗が青年期を過ごした旧岩出山町にあり、館内では伊達政宗の甲冑(子供用レプリカ)のほか、大崎市岩出山の旬の食材が集まる農産物直売所や多種多様な県内産の野菜を使ったグルメを堪能できるレストランバイキングもある。そんな宮城県内きっての道の駅の魅力を余すことなく紹介!

【見どころ1】200を超える生産者から農産物が集まる!

地元の人々から好評を博すのが、大崎市岩出山地区の新鮮な農産物がそろう農産物直売所。地元の200以上の生産者による朝採りの完熟野菜や手作りの惣菜、漬物、味噌などが幅広く並んでいる。

【写真】新鮮さと、珍しい野菜と出合えるのが魅力的な農産物直売所


あ・ら・伊達な道の駅の取締役である佐々木さんは、「売場には、野菜などの商品不足に合わせて生産者が随時納品に来るので、素材の選び方や料理方法について、ぜひ直接お声がけしてみてください。思いもよらない発見がありますよ!」と教えてくれた。

【見どころ2】姉妹都市の名産・ロイズのチョコを味わえる!

大崎市と北海道の当別町が姉妹都市であることから、北海道内で展開している「ロイズコンフェクト」のチョコレートなどを販売するコーナーも。本州で取り扱っている数少ないスポットでもあり、定番のポテトチップチョコレート(税込778円)のほか、期間限定で販売されている商品もある。

ところ狭しと「ロイズ」の商品が並ぶ


「宮城県でどうして北海道のお土産を? と不思議に思う人も多いのですが、それも土産話のひとつです(笑)。ここでしか販売していない県内オリジナルの商品のほか、充実した品ぞろえも特徴ですよ」と佐々木さん。

【見どころ3】甘い香りがクセになる、大人気のパン工房

地元のパン屋が手がける「パン工房 アンマローネ」。厳選した小麦やバターを使用した甘い香りのパンは幅広い世代から大人気。特に、やわらかくフワフワとした食感が魅力の「赤ちゃんのおしり」(140円)は、売り切れ必至の人気商品。

種類はなんと約70種!どれも手作りで仕上げたこだわりの商品


佐々木さんは、「購入したパンはテイクアウトで施設内の休憩室などで召し上がっていただくことができます。どこか懐かしさを感じさせるパンは素朴で優しいおいしさで、小さなお子様でもペロリと食べられますよ」と言う。営業時間は4月から11月が9時から18時、12月〜3月は17時まで。

【グルメ1】地元素材を使った、行列ができるレストランバイキング

地元で採れた旬の食材を使い手作りにこだわった「あ・ら・伊達なレストラン」。3種のカレーのほか、季節によって入れ替わる惣菜、サラダ、スープ、ご飯など、ビュッフェスタイルで約30品の料理を楽しめる。

料理は野菜中心の健康志向。特に健康が気になる人や女性におすすめしたいメニューがズラリ


ビュッフェはカレーがメインで、その時期の食材を使ったカレーを用意する。さらに、ひとつの皿に全種を少しずつかけた合いがけとして味わうこともできる!料金は大人・中学生1150円、小学生650円、幼児(3歳以上)200円(すべて税込み)。営業時間は、平日11時〜15時(LO14時30分)、土日祝日10時〜15時(LO14時30分)。

【グルメ2】ここでしか味わえない、ロイズのソフトクリーム!

ロイズの常設店とは別の屋外店舗で販売しているのが、ロイズのソフトクリーム(税込300円)。上質なチョコとミルクを使った上品な甘さが特徴だ。

写真はミルクとチョコのミックス。ほか、チョコのみもあり


濃厚なミルクが際立つミルクソフトと、優しい甘さが魅力のチョコソフト。この2つを一緒に味わえるミックスの人気が高く、わざわざこれを求めて訪れる人もいるほど。あ・ら・伊達な道の駅を訪れたら必ず味わいたいメニューのひとつだ。営業時間は4月から11月は9時〜18時、12月〜3月は17時まで(※季節によって営業時間に変動あり。詳細は公式サイトを参照)。

【お土産】地元の特産品販売所で旅の思い出を購入しよう!

県内屈指の販売所として人気なのが、地元の特産品コーナー。名産のひとめぼれやササニシキといった米をはじめ、地元酒造が作る日本酒。また、スイーツ好きにはたまらない大栗だんご(税込756円)なども販売している。

佐々木さんは、「こちらのコーナーでは、旅の思い出にぴったりなお菓子やお酒、グッズなどをたくさん取りそろえています。なかでも人気なのが、沿岸部被災地の方を応援する関連商品です。購入することが被災地の応援になるということで買って帰られる方がたくさんいます」と教えてくれた。

【イベント】広場が美しく輝くイルミネーション

こちらの道の駅で風物詩となっているのが、広場を美しく輝かせるイルミネーション。11月下旬から2月下旬にかけて敷地内広場にある木々に素敵な電飾を施し、夜空に美しい光を放つ。クリスマス期間は、敷地内のホールに高さ3メートルもの巨大クリスマスツリーを設置。カップルのデートスポットとして地元で人気を博している。

巨大なフラワーフォトフレームのイルミで、記念撮影を!


「地元大崎市では毎年恒例となっているイルミネーションです。冬の澄んだ夜空をバックに広場が美しく輝くこの期間は、日中とは異なるちょっと幻想的な雰囲気が魅力で、若い世代の方々も数多く足を運んでもらっています」と佐々木さん。

【攻略法】四季で表情が変わるお店のラインナップ

旬の素材にこだわった食材を提供しているため、季節ごとにラインナップががらりと変わるのが大きな魅力。特に印象が変わるのが農産物直売所。新鮮さと安心安全を売りにしているので、その時期にしかない食材と出合えるため何度も訪れたくなる。また、あ・ら・伊達な道の駅周辺にある自然も季節によって表情を変えるため、グルメや買い物をたっぷり楽しんだあとに、自然を満喫しながらゆったり過ごすのもおすすめだ。

【周辺施設】日帰り温泉にピッタリな鳴子温泉郷

道の駅から車で10分ほどのエリアには、温泉施設が充実。特に日帰り温泉で人気なのが鳴子温泉郷。近代的なホテルが立ち並ぶ5つの温泉地を有する温泉街で、自然に囲まれながら入浴できる露天風呂から人情味あふれる共同浴場まであり、それぞれ源泉も異なるため、さまざまな温泉を楽しめるのが大きな魅力だ。

昔なつかしい湯船でほっこり。旅の疲れも癒やされる


入浴には、鳴子温泉郷観光案内所などで販売されている湯めぐりチケットの購入がお得。鳴子温泉郷の5つの温泉地に加え、山形県の赤倉温泉や瀬見温泉で共通利用でき、温泉を気軽に楽しめる。1枚税込み1300円(シール6枚付き)。

【アクセス】電車でのアクセスも抜群!JR池月駅から徒歩3分

道の駅でありながら電車でのアクセスもしやすく、新幹線も停車するJR古川駅から鳴子温泉行きの陸羽東線に乗り換え、約30分で最寄りの池月駅に到着。そこから徒歩3分で到着できる。車の場合は、東北自動車道古川ICから47号線を進み、約20分。無料の専用駐車場は246台分が用意されている。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・入店人数の制限をお願いしています。
・買物時間の短縮をお願いしています(可能な限り30分以内での買物にご協力を)。
・会計時の待機人数制限をお願いしています(レジ待ちの際、1会計につき1人まで)。
・マスク着用、およびアルコール消毒へのご協力をお願いします。
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保をお願いします。

取材・文=橋本未来

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<施設情報>
住所:宮城県大崎市岩出山池月字下宮道下4-1
アクセス:【電車】JR池月駅から徒歩3分 【車】東北自動車道古川ICから約20分
営業時間:4月~11月は9:00~18:00、12月~3月は9:00~17:00※店舗により異なる
定休日:なし
駐車場:246台(無料)
料金:入館無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年12月時点の情報です。

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