“萌えキャラ看板”で話題の寺が、携帯電話で聞ける「お経」を販売

東京ウォーカー

境内の案内看板に“萌えキャラ”を起用し、話題となった了法寺(東京都八王子市)。今度はなんと、携帯電話でお経が聞けるというカードを発売する。10/31(土)より、了法寺の境内で販売される「モバイルお経」(500円)だ。

これは、携帯でいつでもどこでもお経が聞けちゃうという了法寺の記念グッズ。プラスチックカードの表面には了法寺の萌えキャラがプリントされ、その裏面にはQRコードが印刷されている。そのQRコードにアクセスすると、中里住職が読経した「妙法蓮華経如来寿量品第十六(自我偈)」を動画ファイルとしてダウンロードできるのだ。しかもファーストアクセスした携帯端末からしかダウンロードができないようになっているのだという。

看板の影響で参拝客が増え、訪れた人から「了法寺さんならではのお土産がほしい」という声が多く寄せられ製作された。カードには、トリワークス開発のQTカードを活用。携帯公式サイトを立ち上げなくても、待受画像やFlashなどのモバイルコンテンツが販売できるというもので、動画コンテンツを販売するのは、今回の「モバイルお経」が初となるのだ。

「本来お経は、生きている方にも聞いていただきたいものなのです。今回選んだお経には『仏は何時如何なるときも傍にいます』という意味が込められています。仏がすべての方をいとしく思っているということを、今の時代に伝えていくにはどうしたらいいのか。そう考えたときに携帯電話ならばいつでもどこでも聞けるのではと考え、QTカードの採用に至りました」と中里住職は話す。

ぜひ、了法寺に立ち寄った際はチェックしてみてはいかが。【東京ウォーカー】

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