香川県高松市にある高松市塩江美術館で「鉛筆淡彩画-伊東義久の世界-」が1月17日(日)まで開催中。
香川県生まれの伊東義久(1917年-2003年)は、早稲田大学商学部卒業後、第一勧業銀行などに勤務したのち、東京ミサワホームに移り社長、相談役などを歴任。実業界で活躍中も、そして退職後も「絵遊び」と称した創作活動を継続してきた。
移り行く自然に魅了された伊東は、近所の公園や旅行先などの身近な風景を、水彩を用いた透明感のある彩色で描き残している。無駄のないのびやかな鉛筆の線で描き、水彩により淡彩がほどこされた作品からは、趣きと空気感が生み出されている。
また、伊東はドイツの文豪ヘルマン・ヘッセの自然を愛でる姿、そしてありのままを受け入れる姿勢を敬愛。ヘッセの生活ぶりにならい、「絵を描く日」「庭仕事の日」を区別した生活を晩年まで送って制作を続けたという。
ヘッセに共感した伊東が描いてきた鉛筆淡彩画作品をとおして、自然とともに生きる姿や心に感じたものを描きだす姿勢を感じ取れる「鉛筆淡彩画-伊東義久の世界-」に出かけよう。
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