さまざまな業界で活躍するトップランナーをインタビューする本企画。今回紹介するのはSNSでフィギュア4コマを公開している「ねぎかつセブン」さん。数多くの“名作”を生み出してきた200体を超えるフィギュアの保管方法や、2020年を代表するMVP作品について聞いた。
お気に入りは『キャプテンアメリカ』。チャームポイントは“叫び顔”
――フィギュアは全部で何体持っていますか？
「しばらく数えていないので詳細な数はわかりませんが、200体は超えていると思います」
――集めるようになって何年？
「フィギュア撮影を始めると同時に集めだしたので、大体4年半ぐらいになります」
――保管場所はどのように？
「室内では飾ったりしていないため、持ち運びしやすい100均で売っているクッションのポーチや、ペンケースにしまっています。100円ショップで売っているペンケースは外に持ち出す際にも便利ですし、本棚にも収納できるので、増え過ぎて飾るスペースに困った方にはオススメです」
――これまでにかかった費用は？
「フィギュアの値段もピンキリですが、平均１体4500円、フィギュアの数が少なく見積もって全部で200体と考えると…いやもう考えたくないです」
――フィギュアのクオリティは上がっているのでしょうか。
「フィギュア自体のクオリティは年々向上していると思います！体形、表情といった造形はもちろん、可動範囲もどんどん広がっていると思います(ものによりますが)。
――砂を使った撮影が多いと思いますが、撮影後の管理は？
「砂まみれになることは多いので、エアダスターで掃除しています。撮影時に砂をまき上げる際も使っているので、エアダスターは必需品です」
――お気に入りのフィギュアを教えてください。
「たくさんあるのでキリがないのですが、あえて1体あげるとすると、『キャプテンアメリカ(エイジオブウルトロン版)』です。1番のチャームポイントは『叫び顔』です。一見、とても勇ましい表情なのですが、使い方によっては驚いているようにも見え、とある“変態フィギュア”と絡ませるとほんとによい“驚愕顔”になってくれます」
今年の前半は、休日のほぼすべてをフィギュア撮影に捧げた
――今年はどんな1年でしたか？
「休日のほぼすべてをフィギュア撮影に捧げてきたため、フィギュアと仕事の1年でした。今年の前半は新型コロナウイルスの影響で室内にこもっている時間が多かったため、今まであまりやったことがなかった屋内撮影の幅が広がりました。屋内用に新しく撮影セットや小物を買ったりで出費もかさみましたが…。しかし、今年の後半は仕事の方が急激に忙しくなり、ネタを考える脳内の余裕も時間もなく、休日はかなり頭を悩ませながらネタを考えていました。そんな枯れた日々を過ごしていたものですから今年も彼女はできず…毎年言ってるので忙しさ関係ないのですが…来年はフィギュア両手に頑張ります」
――今年1番のMVP作品は？
「プーさんを主役にしたフィギュア4コマ『死活問題』です。理由としては、今までで1番多くの反響をいただけたことです(※12月19日時点で37.5万いいね、7.3万リツイート)。ありがたい限りです。また、今までやってこなかった屋内撮影で反響をいただけたのも、うれしい要因の1つです」
――来年はどんな作品に取り組みたいですか？
「今までどおり思いついたものを撮り続けようと思っています。強いて言えばまだしばらく仕事の方が忙しいと思うので、その忙しさもネタにしていこうと思ってます」
取材協力：ねぎかつセブン(@Negikatsu7)