「ポッター平井の激推しアイドル!」第242回は、NMB48の横野すみれが登場!"48グループ史上最高BODY"として話題沸騰中のグラビアクイーンが、待望の1st写真集『あなたの横の』(ヨシモトブックス)を2020年12月16日に発売した。
沖縄で撮影された写真集の見どころや裏話はもちろん、大躍進を遂げた今年1年の振り返りなど、等身大のすーちゃんの魅力をお届け。連載第240回で登場した先輩メンバー、上西怜からのメッセージも!※12月10日、NMB48劇場にて
19歳の生誕祭で掲げていた目標を全て達成!
―まずは上西怜ちゃんからすーちゃんへのボイスメッセージをいただいていますので、聞いてください!
上西(ボイスメッセージ)「すーちゃん、20歳の誕生日おめでとうございます!私はめっちゃ人見知りで、全然話せないんですけど、すーちゃんは握手会とかで一緒になった時に寄って来てくれて、それがほんまにかわいくて、伝わってないかもしれないけど、本当に大好きです。だからもっと仲良くなりたいと思ってますし、すーちゃんは女の子からも憧れられる存在で、私も憧れています。すーちゃんにはいろんな可能性が詰まっていると思うので、挫けずにがんばってほしいです!」
―というメッセージでした。いかがでしたか?
「うれしいです!私がグラビアをやり始めた時に、わからないことがたくさんあったんですけど、怜さんが『こういう時はこうしたらいいよ』って教えてくださったり、グラビア以外のことでもすごく頼りにしている先輩です。白間美瑠さんと上西怜さんと私の3人で、通称"パイパイシスターズ"というユニットを組んでいるんですけど、来年は3人で何かできたらいいなぁと思っています」
―それは冠ライブ的なことですか?
「はい、そうです!」
―ぜひ実現してほしいですね。れーちゃんからのメッセージの冒頭にもありましたが、12月12日が20歳の誕生日ということで、おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
―取材をしている今日は12月10日なので、20歳になる2日前ですが、今の心境は?
「20歳って大事な節目じゃないですか。でも、実感がなくて、何も変わらないです(笑)」
―20歳に早くなりたい派ですか?10代のままがいいと思う派ですか?
「早く20歳になりたかったです。私がやりたいことはフレッシュな魅力というより、大人っぽさを出したいことが多いので」
―来月、成人式があると思いますが、前撮りはしましたか?
「してないです。振袖を選んだくらいで…」
―前撮りしておきたいという気持ちは特にない?
「雑誌の撮影で振袖を着させていただいたので、それで満足です(笑)」
―12月4日に初めてソロでの冠ライブを行いました。今回のテーマは?
「テーマは、NMB48の歴代のソロ曲しばりでいこうと思って、山本彩さん、渡辺美優紀さん、白間美瑠さんらの曲をパフォーマンスさせていただきました。私もいつかソロ曲が欲しいなと思っているので、『どんな曲でもできるんだよ』っていうところを見せたかったのと、成長したところをファンの皆さんに見せたいなと思いました」
―その冠ライブでは7曲披露していましたが、特に思い入れがあった曲は?
「白間美瑠さんの『イケナイコト』です。ダンスも歌も難しかったんですけど、美瑠さんのソロライブとか、10周年ライブの時にパフォーマンスされていたのを観て、すごくかっこよくて。『この曲をやりたいなぁ』と思っていたので、1番がんばりました」
―『イケナイコト』は、大人っぽさとセクシーさの表現力が求められる曲ですが、ライブでのパフォーマンスを自己採点すると、100点満点で何点ですか?
「そうですね…85点ぐらいです」
―マイナス15点の要因は?
「初めてのソロ公演ということで終始緊張がとれなくて。あと美瑠さんに直接教わることができなかったので、もう一度ソロ公演をやれるなら『ここをこうした方がいい』みたいなことを美瑠さんから教わりたいという期待を込めました」
―少し前の話になりますが、9月3日にカンテレの特番の企画で、京セラドーム大阪で始球式をされていましたね。いかがでしたか?
「緊張しすぎて、いつの間にか終わっていました。練習ではうまくいっていたので、本番で(ノーバウンドでキャッチャーまで)届かなかったのが悔しかったです」
―練習の時は何度もノーバウンドで投げていて、コントロールも良かったんですけどね。
「やっぱりあの場に立つと、難しかったですね」
―みるるん(白間美瑠)も、「甲子園球場で始球式をした時が人生で1番緊張した」と話していました。
「ライブや公演の初日よりも緊張しました。歌とダンスは普段からやっているので、練習したら自信が持てるんですけど、始球式はいくら練習しても初めての経験だったので…。でも、貴重な経験をさせていただけて、うれしかったです」
―去年の12月の生誕祭で「正規メンバー昇格」「選抜入り」「写真集を出すこと」という3つの目標を掲げていましたが、この1年ですべて達成しました!
「もちろん本気で全部叶えたいと思って宣言したんですけど、全部は難しいかなぁと思っていたんです。でもこうして全部叶って本当にうれしいですし、この1年でたくさんのことがいい意味で変わったと思いますし、達成感がすごくありました」
―今年はコロナ禍でいろいろ大変だった面もありますが、すーちゃんにとっては、1月1日に昇格してグラビアでも大活躍で、『だってだってだって』で初選抜入りして…と、飛躍の1年になったと思います。この1年を振り返っていかがでしたか?
「私のことをたくさんの方に知っていただけた1年だったと思います。選抜入りした頃は『グラビアで入った』って言われることも多かったんですけど、最近は難波鉄砲隊其之九のメンバーに入って公演もたくさん出るようになって、パフォーマンスの面でも褒めてもらう機会が増えたので、自信がつきました。自分に自信がついた1年でした」
―難波鉄砲隊其之九のメンバーに選ばれたことも大きな自信になりましたね。
「選ばれる自信はなかったんですけど、投票期間中にファンの皆さんに楽しんでもらうことを1番に考えて、毎日SHOWROOM配信をしたり、できる限りのことは全部やりました。私自身も楽しめましたし、鉄砲隊にも入ることもできてうれしかったです。期生がバラバラの7人で、私と南波陽向ちゃんが一番後輩(6期生)なのでついていけるか心配だったんですけど、みんなで劇場公演のレッスンとかをやっていくうちに仲も深まりました。公演では1人1人のいいところがたくさん出ていると思うので、ぜひ見てほしいです」
1st写真集『あなたの横の』が発売!
―12月16日発売の1st写真集『あなたの横の』の見どころを教えてください。
「10代ラストに撮影した初写真集ということで、甘酸っぱい感じも大人っぽい感じも両方やりたいと思って、いろいろ詰め込みました。ページをめくるたびに『次はどうなるんやろう?』っていうドキドキ感を楽しんでいただける1冊になっていると思います」
―タイトルの『あなたの横の』は、すーちゃん案ですか?
「そうです。私が『あなたの横の~』と言ったらファンの皆さんが『すーちゃん!』と返してくれる、自己紹介のキャッチフレーズがあるので、『あなたの横の』にしていただきました。『いつもあなたの隣にいるよ』っていう感じの写真集にしたかったので」
―表紙カットも先行公開されて、タイトルの配置や帯のカラーもすーちゃんが考えたそうですが、特にこだわったポイントは?
「Amazon限定版のチャイナの表紙の写真も私がセレクトさせていただいたんですけど、タイトルの文字よりも写真の方に目がいくようにしたかったので、『横野すみれの写真集といえばこのチャイナ!』みたいなインパクトのある表紙にしたいなと思っていたので、すごくこだわりました」
―確かにインパクトは絶大ですが、あのチャイナ服はドレス?水着?
「素材はドレスっぽかったんですけど、形が奇抜でしたね(笑)、着こなすのが難しいかなぁと思っていたんですけど、スタイリストさんにも助けてもらって、いい感じに撮れました。『チャイナドレスを着たいです』っていう希望は出していたんですけど、撮影現場に行ったらあのチャイナが用意されていてびっくりしました!」
―ロケ地は沖縄ということで、初めての沖縄はいかがでしたか?
「景色もキレイだったんですけど、食べ物がおいしかった印象が強いです。アグー豚とか、もずくがおいしかったです。食事制限をしていたので、お腹いっぱいは食べられなかったんですけど」
―景色がキレイだったところは?
「ピンクのビキニを着て髪型をお団子にしているカットがあるんですけど、そのビーチが本当にキレイで、ザ・沖縄!でした。海が透き通っていて開放感もあって、リラックスできたのは沖縄だからこそかなと思います」
―沖縄唯一のレトロ銭湯でも撮影したそうですね。
「その銭湯から撮影がスタートしたので、気合十分でのぞみました。グラビアの撮影で銭湯に行ったことはなかったので新鮮でしたし、いいお湯だったので癒されました(笑)」
―草原を駆け回りながらの撮影もあったとか。
「白いワンピースを着て頭に花冠をつけて、少女っぽく撮っていただきました。その草原にヤギがいて、ヤギに囲まれながら撮影したんですけど、動物に囲まれて撮影する機会も滅多にないのではしゃいでいました(笑)」
―ランジェリーでの撮影にも挑戦したそうですが、いかがでしたか?
「特に意気込んだりはせずに、普段どおりの私で挑みました」
―水着での撮影とランジェリーでの撮影は、気持ち的には違いますか?
「私は変わらないです。人によるかもしれないですけど…」
―将来的に「下着のCMに出たい」と語っていたことがありますよね?
「いつか水着とか下着をプロデュースしたいと思っていて、その過程で、もう少し大人になったら下着のカタログのモデルをやってみたいです。女性のファンの方に『憧れです』って言っていただくことも多いので」
―「大人になったら」というのは、何歳ぐらいのイメージですか?
「2年後ぐらいです。22~23歳ぐらいにそういうことができたらうれしいです」
―すーちゃんのファンの方は、男女比で言うと何対何ぐらいですか?
「男性7割、女性3割ぐらいだと思います。最初は9対1ぐらいだったので、女性のファンの方が増えてうれしいです」
―写真集を見たNMB48のメンバーからの反響は?
「美瑠さんが『チャイナの写真きれいだね』ってべた褒めしてくださったんですけど、私が写真チェックをしている時に横に座ってらっしゃって、『この表情はちょっと微妙じゃない?』とか、いい意味で率直な意見を言ってくださるので、参考にさせていただきました」
―みるるんは、すーちゃんのことが大好きですもんね(笑)
「いつも愛をたくさん注いでくれます(笑)」
―かれんたん(原かれん)や、みかにゃん(山本望叶)からは?
「かれんは『全部かわいい~』って言ってくれました。みかにゃんも私のことが大好きなので(笑)、『かわいい!』って褒めてくれました」
―写真集を撮影するにあたり、いわゆるボディメイクをしたそうですが、具体的にはどんなことをどのくらい前から?
「メリハリのある体になりたかったので、特にくびれを強化しようと思って、1か月ぐらい前から筋トレを毎日するようにして、体重は落とさずに引き締めました。普通に衣装を着ていても、メンバーやスタッフさんに『痩せたね』って言ってもらえたくらいウエストが締まったのでうれしかったです。筋トレをしている期間は辛くても、くびれが美しい川崎あやさんとか、内田理央さんや深田恭子さん、佐野ひなこさんの画像を集めたフォルダを作って、それをモチベーションにしていました」
―最後に改めて写真集のアピールと今後の抱負も含めて、読者の皆さんにメッセージをお願いします!
「『あなたの横の』は、本当に私があなたの横にいるかのような1冊になっていて、草原を駆け回っているかと思えばセクシーなチャイナドレスを着たり、いろんな展開があって、きっと飽きずにワクワクドキドキして見ていただけると思います。これからは、『応援していて楽しい』と思ってもらえるようなアイドルが私の理想なので、いろんなことにチャレンジする私を応援していただけたらうれしいです!」
―将来の夢は女優さんなので、来年はお芝居にもチャレンジできたらいいですね。
「舞台とかミュージカルとか、機会があったらぜひ出てみたいです!」
取材・文・写真=ポッター平井
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。