人気漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)の新たなアニメーション映画が製作中であることが1月7日、発表された。
原作者の井上雄彦氏が自身のツイッター(@inouetake)で、「【スラムダンク】映画になります!#slamdunkmovie」と発表。その後、ティザーサイトと作品公式ツイッター(@movie_slamdunk)も公開され、東映アニメーションから「“新しいアニメーション映画”を制作中ですので、 引き続きご注目お願いいたします」と発表された。
同作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1990年42号から1996年27号まで連載された、井上雄彦氏による少年漫画。高校バスケを題材に選手たちの人間的成長を描き、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。手に汗握る試合の描写やバスケットボールに青春を懸ける登場人物たちが中高生の共感を呼び、圧倒的な支持を受けている。
その影響からバスケを始める少年少女が続出し、テレビアニメ(1993年10月~1996年3月)やゲームなども製作された。2006年には、若いバスケットボール選手を支援するための「スラムダンク奨学金」が設立。2018年には全カバーイラスト描き下ろし、物語の節目ごとに巻を区切り直した新装再編版(全20巻)が刊行され、2020年にはイラスト集『PLUS / SLAM DUNK ILLUSTRATIONS 2』が刊行。連載開始から30周年を迎えた。