2017年3月31日(金)まで、阪急電車でアメリカ発の世界的コミック「PEANUTS(ピーナッツ)」の装飾を施した「スヌーピー&フレンズ号」が運行中だ。大阪・梅田から神戸や京都を結ぶ阪急電車は神戸線、宝塚線、京都線の3路線。装飾車両はそれぞれ1編成走っており、日により時間も異なるため乗車できるかは運次第。3路線の発着駅である梅田駅なら、お目にかかれるチャンスが多いかもしれない。
出会えたらうれしい「スヌーピー&フレンズ号」。今日はその内容をお届けするべく、大阪在住の「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)のHonoさんが兵庫県にある阪急電鉄の平井車庫に潜入した。
1910(明治43)年に開業した阪急電鉄は、「阪急マルーン」と称されるあずき色の車体で知られた関西屈指の鉄道会社。開業時からの色味は時代を経て微妙に変わっているものの、レトロで高級感ある雰囲気は健在だ。車両が並んだ車庫に到着すると、Honoさんも大興奮。「PEANUTS一色でかわいい!ヘッドマークは車掌さんルックのスヌーピー。反対側のヘッドマークにはチャーリー・ブラウンとスヌーピーの兄弟、オラフもいますよ」。
「スヌーピー&フレンズ号」では車体にPEANUTSの仲間たちが描かれるほか、車内の中吊りでは連載が開始された1950年代から90年代のコミックの一部を紹介するなど、大人も楽しめる内容となっている。「PEANUTSの装飾は、レトロで上品な車両にぴったり。中にも入ってみましょう!」(Honoさん)。
中吊りはここでしか見られないイラストも。キャラクターの紹介からPEANUTSの歴史を辿ったイラスト、コミックで登場した名言まで、どれもじっと見入ってしまう内容だ。「キャラクターたちの台詞にぐっときました。阪急電車とコラボしたイラストもかわいい!写真に撮っておかなくちゃ」とHonoさん。中吊りは一両で全種類を見られるため、乗車した際は車内を見渡してみよう。
さらに装飾列車の運行を記念した限定グッズも販売中。駅ナカや駅チカにある「カラーフィールド」や「アズナス」の一部店舗などで取り扱っているので、公式サイトで近くの店を探してみて。
「“阪急マルーン”をあしらったぬいぐるみや食器類は必見!ステーショナリーなど、普段使いできるアイテムが多いのもうれしいですね。帰りに梅田を通るから、寄り道して買って帰ろうかな」(Honoさん)。
PEANUTSの仲間たちが彩る「スヌーピー&フレンズ号」は、出会えたらとてもラッキー!運行時間は当日まで分からないため、駅で聞いてみるのも手だ。お楽しみいっぱいの電車に乗ったら、ついつい遠出したくなってしまうかも。【ウォーカープラス編集部】
金城和子