文化財から江戸の災害を振り返る、岩手県盛岡市で「災害の記憶 ー盛岡藩の被災・救済・防災ー」が開催中

東京ウォーカー(全国版)

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岩手県盛岡市のもりおか歴史文化館で、江戸時代における盛岡藩領の自然災害の実態や、その対応について紹介する企画展「災害の記憶 ー盛岡藩の被災・救済・防災ー」が3月15日(月)まで開催中。観覧料は一般300円、高校生200円、小・中学生100円、団体(20人以上)は各2割引。

展示資料には、被害状況報告書などがあり、当時の様子がうかがえる写真は主催者提供


もりおか歴史文化館には、盛岡藩の家老が江戸時代を通じて書き続けた政務日記などの貴重な記録類が保管されており、その中に地震・津波・風水害など、数多くの災害も記載されている。

「災害の記憶 ー盛岡藩の被災・救済・防災ー」では、岩手県の指定文化財である「盛岡藩家老席雑書」を中心に、江戸時代の盛岡藩でまとめられた記録や編纂物を基礎資料にして、江戸時代における盛岡藩の災害の実態に迫る。

展示は「盛岡藩領の地震・津波」「岩手山の噴火」「盛岡城下町の洪水と火災」の3章構成。「盛岡藩領の地震・津波」は、盛岡藩の公的記録を読み解き、被害状況などをたどるもの。「岩手山の噴火」は、後世の編纂物と公的記録を併用し、知りうる限りの情報を整理。「盛岡城下町の洪水と火災」は、寛文10年、享保9年の洪水と享保14年、安永7年、慶応元年の火災について、盛岡藩の公的記録を中心に紹介している。

【写真】中央は安永7年の火災被害状況。広範囲にわたって被害に遭ったことが見て取れる写真は主催者提供


もりおか歴史文化館は「過去に起こった『災害の記憶』として、現代を生きる我々が防災・減災を考えるひとつの契機となれば幸いです」とコメント。「災害の記憶 ー盛岡藩の被災・救済・防災ー」で、防災・減災について改めて考えよう。

新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】
屋内
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク・フェイスシールド着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/キャッシュレス対応/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入館制限

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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