女流陶芸家の草分け的存在の作品を堪能、三重県三重郡のパラミタミュージアムで「辻輝子展」開催

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

三重県三重郡菰野町のパラミタミュージアムで「辻輝子展」を3月28日(日)まで開催中。

水指「さるとりいばら」(幅150×奥行150×高さ165ミリメートル)写真は主催者提供


女流陶芸家の草分け的存在の辻輝子(つじてるこ、公式の表記では「辻」は1点しんにょう)は、1920年、東京の日本橋に生まれた。駒沢高等女学校(後の駒沢学園女子高等学校)を卒業後、陶芸家の大森光彦に師事する。また浅香金四郎には日本画を学び、北大路魯山人とも交流を結び創作の糧とした。

ニューヨーク万国博覧会をはじめ、国内の団体展、公募展にも出展し、1941年には東京府現代工芸美術展にて特賞を受賞する。また硬質陶器製法の新手法を考案し特許を得るなど、日本の女流陶芸家の第一人者として精力的に活動を行った。作品のモチーフに使われた花や虫など小さな生命に、慈愛の目をそそぐ繊細な表現は国内外で高い評価を得ている。

【写真】上皇后陛下美智子さまよりご寄贈の品7点写真は主催者提供


本展では、パラミタミュージアムが収蔵する国内随一の規模を誇る辻輝子作品約400点から、大壺や水指、香合、万華鏡など珠玉の作品を紹介。上皇后陛下美智子さまより寄贈された作品も展示される。

日本を代表する女流陶芸家の作品を堪能できる「辻輝子展」に出かけよう。

新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】
一部屋外
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク・フェイスシールド着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入館制限
【その他】
・「緊急事態宣言」の出ている都府県民の方は、来館をご遠慮ください(2021年2月17日現在)
・他のお客様との間隔を2メートル以上空けてください
・展示室内では会話をお控えください
・作品、展示ケース、備品や壁にはお手を触れないでください

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

この記事で紹介しているイベント

この記事で紹介しているスポット

この記事の画像一覧(全7枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2024

お花見ガイド2024

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!今が見頃の花見スポットはこちら

ページ上部へ戻る