芳根京子、涙、涙の「べっぴんさん」クランクアップ

関西ウォーカー

16年10月から始まったNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」。2月28日、放送を1か月残して撮影が終了し、クランクアップセレモニーが行われた。

セレモニーの開始と同時に、主役のすみれを演じた芳根京子は号泣。花束を贈る共演者たちも涙を流しながらの感動的なセレモニーとなった。

あいさつに立った芳根は、この日が自分の誕生日と明かし「10代の最後と、20代最初の1日をべっぴんさんで迎えられて、幸せでした。この1年間ぶっ飛んだ1年でしたが、それを乗り越えられたのも皆さんのおかげ。明日からまた前を向いていきたい」と力強く締めくくった。

三鬼和希チーフプロデューサーは芳根のこの1年間の変化について「こちらが思っていることをすべて超えてくれた。仕事に取り組む姿勢を見て、製作スタッフも彼女に負けないようにと引っ張られていった」と振り返った。

クライマックスを迎える「べっぴんさん」の放送は4月1日(土)まで。3月の放送では、大阪万博を控え、準備に明け暮れる中、若者に人気のブランド「エイス」を創業し、時代の寵児となった栄輔(松下優也)が、キアリスのすみれを訪れ、万博で開催するファッションショーへの協力を要請する。すみれたちの動向が気になる展開だ。

【取材・文=関西ウォーカー 鳴川和代】

鳴川和代

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