岐阜県大垣市墨俣町の墨俣一夜城(すのまたいちやじょう)と犀川堤の桜が3月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎える。
墨俣城は、1566年(永禄9年)、織田信長による美濃侵攻にあたって木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、一夜にして築いたと伝えられている城のこと。城跡は公園として整備され、1991年(平成3年)に、大垣城の天守を模した墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)として開館。墨俣一夜城に関する貴重な資料や太閤・秀吉について学べる展示構成となっている。
墨俣一夜城とその周りを流れる犀川の堤防沿いに、約800本のソメイヨシノが植えられ約3.7キロの桜並木が続いている。墨俣一夜城を背景に咲き誇る桜は見事。夜間にはライトアップされ、一夜城をバックにした幻想的な夜桜を堪能することができる。
2025年3月22日(土)~4月13日(日)まで、「大垣市すのまた桜まつり」が開催される(2025年はステージイベント実施なし)。
飛騨・美濃さくら33選にも選ばれた、墨俣一夜城と犀川堤の桜景色を堪能しよう。