福島県相馬市にある涼ヶ岡八幡神社で、3月下旬から4月上旬にかけて桜が見頃を迎える。
涼ヶ岡八幡神社は、建武年間(1334年~1336年)に建立された神社。その後1695年に、相馬中村藩主の相馬昌胤(そうままさたね)公によって現在の社殿が造営され、宮殿が壮美なことから「相馬日光」と称された。2012年には本社殿7棟、本社の宮殿3基、摂社若宮八幡宮宮殿3基、本社拝殿に掲げられている扁額「八正宮」1面が国の重要文化財に指定されている。
涼ヶ岡八幡神社にはソメイヨシノが約150本植えられており、見頃の時期になると境内にある赤い太鼓橋周辺や参道が桜で埋め尽くされる。特に赤い太鼓橋と放生池を望める場所は絶景で、例年多くの観光客に親しまれている。