3月4日(木)、サントリービールが配信を開始する「冒険型ビール工場体験 BEER iLAND(ビアアイランド)」の説明会が開催され、コンテンツの開発背景などが明かされた。
ビール作りの体感の場として、ビール工場の見学を実施してきた同社は今回、 場所や時間の制限なく楽しめるロールプレイング型のオンラインコンテンツ「冒険型ビール工場体験 BEER iLAND」(無料)をリリース。
同コンテンツは、スマートフォンやパソコンなどからWebブラウザで手軽にアクセスできるバーチャル空間で、ビール工場を疑似体験できるもの。ユーザーが、アバターを自在に操作しながら、「ザ・プレミアム・モルツ」の素材のこだわりや製造工程を、登場キャラクターとの会話や動画などを通じて学び、没入感のある体験をすることができる。
ニックネームを作って自分でコスチュームなどを設定したアバターで、オープンワールドを自由に駆け巡り、9つのミッションをクリアして“世界最高峰のビール”を作ることを目指す…という内容は、ゲームファンもビール好きもワクワクした気持ちになれそう。また、リアルの工場見学でも伝えられる“仕込みの工程”は、分かりやすく伝えられ、しっかりと記憶に残る。無事にエンディングムービーまでたどり着けば、楽しさだけでなく、達成感も得ることができるコンテンツなのだ(所要時間は20分~1時間)。
「オンラインだからこそ実現できるビール工場体験を通じて、ビールの品質価値を訴求し、より多くのお客さまとの接点拡大を図りたい」との考えから配信される同コンテンツ。同社広報部工場広報グループ課長の三上誠玄(みかみまさひろ)氏は、「生活環境におけるデジタル化の流れ、在宅時間の増加といった近年の環境の変化に着目し、“最高の家時間”を楽しんでいただくために開発しました。自宅でリラックスして楽しんでいただくために…というところに向けたアプロ―チを考えました」と、開発の経緯を説明。
「ゲーム性も持たせた、楽しく学べる体験、醸造家と追体験できるこだわりのもの作り、『ザ・プレミアム・モルツ』のおいしさを楽しめるところがポイントです。明日からもプレモルを飲もうと思っていただけるような内容になっています」と、三上氏は内容についても解説した。
今回は、コンテンツを最後まで終了すると、ユーザーに「BEER iLAND ザ・プレミアム・モルツ特別試飲キット」をプレゼントする企画も(応募者の中から抽選。毎月100人が対象)。オンラインコンテンツと共に、本物のおいしさを体験できる機会となっている。