昨年末、「クローゼットに閉じこめられちゃって非常に怒ってる」という一文と共に投稿されたツイートが、30万を超えるいいねを集め、大きな話題に。そこでキュートすぎる怒り顔を披露し、「怖いけど可愛い!」「猫ってこんな表情するんですね」と多くの人々の心を鷲づかみにしたのが、スコティッシュフォールドのコハクくん(3歳・♂)だ。ここでは飼い主さんにインタビューを行い、コハクくんとの出会いや、一緒に暮らすラガマフィンのチャチャちゃん(3歳・♀)とのエピソードなどについて伺った。
――コハクくんをお迎えすることになったきっかけは何でしょうか?
「以前飼っていた子を亡くし、ペットロスで落ち込んでいたところ、信頼のおけるブリーダーさんからご縁をいただき、コハクをお迎えしました。その後、2匹の方がコハクも楽しいだろうと思い、同じブリーダーさんからチャチャをお迎えした次第です。コハクを選んだ理由は、初めて会ったときに見たその瞳が、あまりにも印象的で、目に焼き付いて離れなかったからです。チャチャは仕草がとても可愛らしく、そこに癒やしを感じました」
――Twitterに投稿される写真では、コハクくんが多彩な表情を見せてくれています。実際にはどのような性格ですか?
「性格はツンデレですね。甘えてくるかと思いきや、気が乗らないときは無視されることも。なので、たまに甘えてくれるときがうれしくて、飼い主はメロメロになってしまいます(笑)。好奇心旺盛で、表情が人間のように豊かなところも魅力ですね。喜怒哀楽がハッキリと見て取れます。少し前にも、クローゼットに閉じ込められて怒ったときの顔を投稿したところ、34万ものいいねをいただき、多くのメディアから取り上げていただきました。クリクリとおめめを光らせる、おやつをもらうときの愛らしい顔や、時折見せる変顔など、表情の豊かさに癒やされると共に、驚かされることも多々ありますね」
――チャチャちゃんとの関係性は?
「遊んでほしくてチャチャにちょっかいをかけて、よく怒られています(笑)。チャチャのほうが後から家族になりましたが、コハクよりも落ち着いていて大人な感じです」
――猫ちゃんたちと一緒に暮らす中で幸せを感じる瞬間や、思い出に残っているエピソードがあれば教えてください。
「冬の寒い日に、ゴロゴロと鳴きながら布団に入ってくるとき、そして、私の帰宅を玄関で待っていてくれたときに幸せを感じます。毎日がかけがえのない、大切な日々なのですが、チャチャが不妊手術のために病院でお泊まりをして、家に帰ってきたあとの出来事が特に忘れられません。いつも一緒にいるチャチャがいなくて不安だったようで、コハクがチャチャを抱くようにして眠っていたことがありました。その光景を見たときは、ホロリとしましたね」
コロコロと変わる表情で人々を魅了し、今や6万人ものフォロワーから愛される存在となったコハクくん。今後もそのキュートな存在感で、私たちを癒やしてくれるはずだ。
取材協力:コハちゃん(@KOHAKU_CHACHA)