俳優の賀来賢人とお笑い芸人ジャルジャルの後藤淳平が3月8日、都内にて行われた『映画 きかんしゃト-マス おいでよ!未来の発明ショ-!』の読み聞かせ&ト-クイベントに登場した。
3月26日(金)から全国ロードショーの『映画 きかんしゃト-マス おいでよ!未来の発明ショ-!』に、ゲスト声優として参加している2人。劇中では、賀来が日本からソドー島にやってきた世界最速の超特急ケンジを、後藤は悪だくみの仲間としてやってきたサニーをそれぞれ熱演している。
招待された30組のファミリーがオンラインで見守る中、パパ同士の強力タッグを組む2人が、絵本の読み聞かせを披露した。
家庭での本の読み聞かせについて賀来は、「していますね。寝る前に短い絵本を3つ読む習慣があります。子供の中で3冊という決まりがあるみたいです」と子煩悩な一面を見せ、「寝かせるトーンで絵本を読んで、落とす(笑)」と、寝かしつけるコツを話してくれた。
後藤は「絵本は基本、夜寝る前に読むものなので、今日はちょっとドキドキしています」と昼間の読み聞かせに緊張が隠せない様子。「まず“好きな本を選んでおいで”って、子供に選ばせるんですけれど、絵本と呼ぶには分厚すぎるやろっていうのを選んでくるときがあるので、そのときは気合を入れますね(笑)。読んでいる間に寝ちゃうこともあります」と、読み聞かせのエピソードを披露。それぞれ、家庭での優しいパパの表情を垣間見ることができた。
本番で読み聞かせを行った本は、絵本版の「きかんしゃト-マス おいでよ!未来の発明ショ-!」。しっかり感情を込めながら交互に読み進める中、途中で後藤がうっかり賀来のパートを読み上げてしまうハプニングも発生!「ちょっとすいません。入り込みすぎて賀来さんのパートを…。あっ!って思いました(笑)」と苦笑いの後藤。それを聞き爆笑の賀来は「最初の方は緊張しましたけど、読み進めていくと自分の世界観で読めて楽しかったです」とコメント。
終了後の質問タイムで、「滑舌良く読むために気をつけていることは何かありますか?」と尋ねられ、賀来は「ゆっくり読むのがいいのかな?焦りすぎちゃうと、どんどんどんどん口が回らなくなっちゃう。あと何回も本を読んでいると、読むのがうまくなってくるじゃないですか。セリフの部分は本気で言うこと。後藤さん、家だと本気でやりませんか?」と、後藤にパス。それに対し後藤は、「本気でやります!むちゃくちゃ感情を込めて読みます」と同意。いかに照れずにセリフを言うかが大事なのだそうだ。
さらに後藤は、「今もちょいちょい噛んだので、人にアドバイスはできないです(笑)」とちょっぴり反省。感情的に読んでいるフリをしながら、噛んだことを誤魔化したりもするそう。
映画について、「最初から最後まで素直に楽しめましたし、今回、発明ショーがあっていろいろな発明品が出てくるのでワクワクしました」と賀来。
後藤は「ワクワクするシーンもあり、ちょっとジーンとくるシーンもあり、お子さんもそうですけれど、一緒に見た親も楽しめる、そういう映画になっていると思います」と感想を述べた。
今回の読み聞かせイベントの模様は、YouTube「機関車トーマスチャンネル」にて、3月20日(祝)〜5月9日(日)まで限定公開されるのでお楽しみに!映画は3月26(金)より、全国ロードショー。トーマスとケンジの“おでかけサコッシュ”付きムビチケカード(親子ペア2200円、一般1400円、子供900円)が映画館で発売中なので、こちらもチェックしてみて。
取材・文=北村康行
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