リクルート住まいカンパニーが「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」を発表。「最も住みたい街(駅)」は「吉祥寺」となった。
関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している人を対象にWEBアンケート形式で実施した今回の調査。「住みたい街」の1位は、昨年1位の「恵比寿」を上回って「吉祥寺」に。2年ぶりのトップとなった。
2位の「恵比寿」に続いたのは「横浜」。4位は「目黒」に。2020年の品川-田町間の新駅開業や、車両基地の開発が話題の「品川」は過去最高の5位となった。
また、今春“渋谷キャスト”が開業するなど再開発が進む「渋谷」は初トップ10に。20位以内では「大宮」「北千住」「浦和」「立川」が過去最高位をマークした(大宮は過去にタイあり)。
ちなみに、今回のアンケートで同時に調査した「穴場だと思う街(駅)ランキング」で、「北千住」は、昨年同様にダントツ1位を記録。5路線が乗り入れる交通利便性に加え、駅前の再開発や商店街の新陳代謝、治安の向上などポジティブな要素が重なり、イメージがアップしたと思われる。
「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017」の21位以下で、過去最高位から15位以上ランクを上げたのは、「清澄白河」「駒込」「辻堂」「新浦安」「流山おおたかの森」「本八幡」「所沢」「蒲田」「五反田」「水戸」。ブルーボトルコーヒーなどで話題となっている「清澄白河」は、オシャレなイメージが定着してきたようだ。
さらに「住みたい行政市区ランキング」では1位が「港区」に。同区では、2015年度から実施の第二子保育料無料化など、子育て支援策が話題になっている。
総合ランキング1位の「吉祥寺」の代表者として、今回、JR東日本 吉祥寺駅 駅長 松永弘司氏は「評価され、率直な気持ちとして嬉しく光栄に思います。15ほどの商店街や大型店舗の皆さまのお力もあり、このような評価になったのかなと思います」とコメント。
「住みたい行政市区ランキング」1位の「港区」では、代表者として港区区長の武井雅昭氏が「安全で暮らしやすい街づくりを進めていることがこのような形で評価されたと思う。実は来週3月15日は港区が誕生して70周年の節目を迎えます。人口は先月25万人を超えました。特に港区生まれのお子さまが増えております。躍動感と人情味がある住みやすい街です」とアピールしている。【ウォーカープラス編集部/平井あゆみ】
平井あゆみ