全国有数の果物産地である、和歌山県紀の川市で「紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会」が、期間は3月5日(日)から4月9日(日)まで開催。果物をテーマに人々が交流する“フルーツツーリズム”の一環として、市内全域で行われている。
「あら川の桃」をはじめ、イチジク、キウイフルーツ、柿、ハッサク、いちごなど、年間を通じて様々な果物が収穫できる紀の川市。“バナナとパイナップル以外は何でもと採れる”といわれるほど、様々な果物が作られています。
「ぷるぷる博覧会(以下、ぷる博)」は、市民手作りの博覧会で、期間中、市内全域で市民が企画した、手作りの催しがたくさん行われます。その種類なんと65種類で、紀の川市民の並々ならぬ情熱が伺えます。そこで、会場となる紀の川市の魅力と、ぷる博関連の催しを体験してきたので紹介します!
フルーツの街を上空から楽しむ
国内有数のパラグライダーポイントとして知られる打田エリア。ユーピーパラグライダースクールでは、インストラクターが同乗する2人乗りのパラグライダーで、初心者でも気軽に空中散歩をたのしむことができます。3月下旬から4月にかけての桃の花の開花時期には、眼下がピンク色に染まり、まさに桃源郷の気分を味わうことができます。ぷる博の期間中、金曜を除く毎日、体験(申し込みはぷる博Webサイトから)を行っています。
農家が見極める、旬のフルーツを使ったジェラート
桃農家が自宅の庭先にオープンしたジェラート屋さん「藤桃庵」(とうとうあん)では、農家ならではの一番食べ頃の果物を、贅沢に使用したジェラートを販売しています。搾りたての低温殺菌ノンホモ牛乳をベースに、桃の果肉がゴロゴロと入った特製の桃ソースを加えた「桃みるく」はまさにここでしか食べられない逸品。
ぷる博期間中、3月11日(土)から4月9日(日)の土曜、日曜、祝日に、自慢のジェラートと新鮮なフルーツを使った、創作パフェ作り体験(申し込みはぷる博Webサイトから)を開催。
■フルーツ酵素で美肌・美髪になるヘッドスパ
自分ではなかなかやりづらい頭皮ケア。紀の川市ならではのフルーツ酵素を使ったヘッドスパを、Hair Produce ALiveで体験できる。「アロエ」「レモン」「ザクロ」の3種類の酵素から、自分の頭皮にあったものを選択。フルーツ酵素を頭皮になじませてから、炭酸ヘッドスパとマッサージで頭皮の汚れを取り、こりをほぐします。フルーツ酵素を使用することにより、頭皮を柔らかくし、汚れが取りやすくなるのだそう。
ビフォー、アフターをマイクロスコープで確認できるので、頭皮が元気になった様子がよくわかります。ぷる博期間中、月曜と第3火曜を除き、毎日体験できます。(事前に予約(電話:0736-73-4766※受付9時~18時)が必要です。
お得で楽しい、紀の川満喫ツアーも開催!
4月3日(月)には紀の川ぷるぷる娘と行く「お得で楽しい!紀の川満喫ツアー」も開催。紀の川市観光キャンペーンスタッフの「紀の川ぷるぷる娘」のガイド付きで、紀の川ぷるぷる娘川の観光名所を巡る。
コースは、旬の果物がいっぱい、日本最大級のファーマーズマーケットJA紀の里「めっけもん広場」から始まり、江戸時代の外科医で、世界初の全身麻酔による手術に成功した、華岡青州の偉業を称えるテーマパーク「青州の里」では、採れたての地元野菜をふんだんに使用した「レストラン華」の健康おもてなしバイキングでの昼食。
旬のフルーツを使用したフルーツ大福作りを楽しんだ後は、西国三十三ヶ所観音霊場 第三番札所である粉河寺を見学。一目百万本と言われる「桃源郷」を散策など、お楽しみもたくさん!
猫好きにはたまらない!たま電車
猫の駅長として大人気の和歌山電鐵 貴志川線 貴志駅の「ニタマ駅長」。貴志駅は猫の顔をモチーフにし、日本の伝統工法・檜皮葺(ひわだぶき)を使用したユニークな駅舎。可愛いスイーツが味わえる「たまカフェ」お土産のたま・ニタマグッズもいっぱい!
DESIGNED BY EIJI MITOOKA + DON DESIGN ASSOCIATES
貴志駅のある貴志川町はいちごの栽培が盛んな地域。今の時期はいちご狩りでにぎわっています。※貴志駅へは、和歌山駅から貴志川線を利用してアクセス
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見所たくさんの紀ノ川市、3月下旬から4月にかけては桃の花の開花時期。ほのかに香る桃の花、現代の桃源郷とともに「ぷる博」を楽しんでみませんか。【関西ウォーカー編集部/sige】
sige