今年4月、会見を開いて自身の結婚と持病であるバセドー病を報告し、年内をめどに無期限の活動休止を発表したシンガーソングライターの絢香。
彼女が9月にリリースした初のベストアルバム『ayaka's History 2006-2009』が発売から2か月も経たぬ間に100万枚(ミリオン)を記録した。これは2009年度の女性ソロアーティストとしては初の快挙となり、CDが売れないといわれる時代と逆行して、彼女の歌声を求めるファンが多いことを立証する形となった。
同作は9/23の発売からオリコンウィークリーチャートにて2週連続1位を記録。さらには女性アーティスト初動売上でも今年最高を記録し、その記録は今もなお更新中というロングセールス作品となっている。この状況に対し、絢香は「夢のような結果に、ただただ感動し、言葉にできない喜びでいっぱいです。受け取ってくれた全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです」とコメントを寄せている。
この作品のみならず、2006年に「I believe」でデビューを果たしてから次々と多くのヒット曲を生み出してきた絢香。その総セールス数はCD・DVD・デジタル配信音源を含め2550万セールスを突破しているという。
しかしながら、前述したように病気の治療のため今年いっぱいで活動を休止することとなり、ファンにとっては寂しい限りだが、11/18(水)には無期限活動休止に入る前のラスト・ワンマンライブが控えている。これはベストアルバムの購入者特典で、MTV Unpluggedがサポートする完全無料招待制のライブ。そのため、応募総数が20万を越える超プレミアムなライブとなっており、今から楽しみな人もきっと多いだろう。
ライブでは電気を使用する楽器を一切使用せず、生楽器のみで歌い上げる絢香。彼女の歌声がまた新たな歴史を刻むことは間違いないだろう。