東京・東急プラザ銀座6Fにこの夏オープンした、“デジタルとリアルが融合した図鑑体験”ができる新施設「ずかんミュージアム銀座」(ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO)。デジタルとリアルが融合した空間をめぐりながら、図鑑の中でしか見ることのできなかった生き物たちに出会い、その息吹を感じ、さらにほかの生き物との出会いに歩みを進める、そんな世界に没入できる新感覚の体験型施設だ。
デジタルで動物のリアルな24時間を体験
累計発行部数が約1100万部を超える大人気図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEO」から飛び出した動物たちが“生息する”施設の中は、24時間という時間の経過や天候の変動など、リアルな地球上における環境の変化を表現できるように設計され、空間や時間の経過とともにリアルな“地球の自然”を体感できる。
動物との“マッチアップ”!? 前園真聖が潜入体験
今回、元サッカー日本代表の前園真聖氏が同施設を体験。生き物を検知・記録するためのナビゲーターアイテム「記録の石」を片手に図鑑の世界に潜入した。動物に近づき過ぎてしまうと逃げてしまうなど、動物たちとのかくれんぼに感心しつつ、「近づきすぎはダメよ」と徐々にその目は現役時代の相手とのマッチアップ時のように真剣なものに。
ずかんミュージアム銀座は、「アントビューゾーン」「ウォーターフォールゾーン」「ディープフォレストゾーン」「アンダーウォーターゾーン」「ワイルドフィールドゾーン」の5つのゾーンから構成され、日常では立ち入ることが難しい森の奥深くや水中や空中など、さまざまな生態系を体験できる。
自分だけの図鑑を記録に
悪戦苦闘しながら、動物たちの世界を抜けると最後の人間の世界に戻るエリアでは、ミュージアム内で出会った動物たちを「記録の証」としてプリントアウトすることができる。「この動物ゲットできてなかった」「こんな動物いたの?」といった子供たちの再挑戦を願う声が聞こえてきたが、前園氏も「できれば全部記録したかった。ずっといられるかもしれない」とリベンジ宣言をしていた。