インサイドに引きすぎる、バックスイングで前のめりに…カラダに染み付いた悪癖をプロコーチが解決!

東京ウォーカー(全国版)

独学でゴルフを練習しても、なかなか思い通りに上達しない…。それ実は、知らず知らずのうちに身についてしまった悪癖が原因かも。そこで、GGスイングの伝道師・藤本敏雪氏に、初心者ゴルファーが陥りやすいミスや疑問を解決してもらった。

今回は、フジモンティこと藤本氏が、ゴルフに関するあらゆる悩みをシンプルに解説した著書『自分史上最速で上達する 悩み解消ゴルフスイングレッスン』(KADOKAWA)の中から、スイングの悩みについて答える。

GGスイングの伝道師・藤本敏雪氏に、初心者ゴルファーが陥りやすいミスを聞いた

「自分史上最速で上達する 悩み解消ゴルフスイングレッスン 自分史上最高の飛距離が手に入るスイング」(著) 藤本敏雪


Q:テイクバックの始動でインサイドに入る癖が直りません。インサイドに引きすぎる原因って何ですか?


【お悩み】ボールが曲がる、トップで窮屈に感じる……。どうにかしたくて自分のスイングを見てみたら「インサイドに引きすぎている」ことが発覚。なんとか改善したいけど、これがなかなか直らない。この悪癖を直すコツは?

A:バックスイングで右腕を曲げていない?腕と手の確度は変えちゃダメ

【回答】テイクバックでヘッドが大きくインサイドに入ってしまう原因は、とても単純。それは、始動時にいきなり右腕を曲げてしまうからです。クラブを動かしはじめるときに、アドレスよりも、腕が外側に外旋してしまうと、ヘッドが手よりもインサイドに入ってしまい、なおかつフェース面も開きます。これは、ぜひ改善したい悪癖ですね。

Q:コックを入れるタイミングを教えて!どこでコックを入れれば良いのか分かりません……


【お悩み】スイングのキレや飛距離を伸ばすために、必要不可欠な「コック」。コックで飛距離アップとは言うけれど…。でも、コックを入れるタイミングって、なかなか理解できない。早くても遅くてもダメ……。じゃあいつなら良いんだ!?正解を分かりやすく教えて!

A:ベストは「P1.5」から!徐々に手首を使おう

【回答】コックを入れるタイミングって、皆さん意外と難しく考えすぎている場合が多いんです。イメージとしては、構えた位置から30センチぐらいまでは、まっすぐ動かしましょう。そして「P1.5」から徐々に手首を使い、シャフトが水平になる位置まで上げればOKです。とてもシンプルですよね?これで、もう悩む必要はなくなるはずです。

Q:腕がどうしても高い位置に上がってしまいます。バックスイングで手が持ち上がってしまうのはなぜ?


【お悩み】バックスイングで「腕の位置が高すぎる」とアドバイスされたけど、何度やってもこうなっちゃう。というか、これしかできない。カラダが硬いから?それとも他に理由が?フェースの向きも定まらないし、なんとか修正したい!

A:しっかり骨盤を回して上半身をひねり上げればスペースが生まれる

【回答】腕が高い位置に上がってしまうのは、簡単にいうと、カラダがしっかりねじれていないから。理想のスイングは、両手が頭から遠ざかっていくもの。でも、カラダのひねりが足りないと、手の行き場がなくなってしまい、結果的に腕が高い位置に上がってしまうというわけです。しっかりと骨盤まわりをひねる意識を持ちましょう。

Q:バックスイングで頭が下がっちゃう。バックスイングで前のめりに。カラダを支えられません


【お悩み】バックスイングのとき頭の位置が下がって、いつもスイングで上下動。ミート率も上がらないし、スイングもカッコ悪いから改善したい。ボールの見すぎ?筋力のなさ?理由はいろいろあるみたいだけれど、一番の原因はなに?

A:お尻を突き出しちゃダメ。左ワキを閉めて肩を縦に回すイメージで

【回答】頭が下がってしまうという人は、バックスイング中に、お尻が後方へ突き出ていないかをチェックしてみましょう。お尻の位置が下がれば下がるほど、バランスを取ろうとするので上半身はどんどん前へ倒れていく。結果的に頭も下がる。骨盤をその場で回すイメージを持つことで、カラダを縦に動かすことができるようになります !

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