“聖火輸送”をはじめ『東京2020オリンピック・パラリンピック』をサポートしたJAL、史上初「金の鶴丸」誕生の舞台裏とは

2021年9月10日 14:06更新

東京ウォーカー(全国版)

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東京2020 オリンピック・パラリンピックを支えたパートナー企業の“知られざる裏側”を紹介するWEB動画『THE BACKGROUND』に、航空業界大手のJAL(日本航空)が登場。同社カスタマーエクスペリエンス本部 ブランド戦略・東京2020 オリンピック・パラリンピック推進部の中屋有貴氏が出演し、聖火輸送や、話題になった「金の鶴丸」JAL機などについて語った。

1964年東京オリンピックで聖火輸送を行ったJAL


重大任務!知られざる特別機の機内


1964年、東京オリンピック聖火輸送を行ったJAL。今大会では、初めてANA(全日本空輸)と協力して、“聖火特別輸送機”「TOKYO 2020」を使用し、ギリシャのアテネより聖火を宮城県航空自衛隊松島基地まで輸送した。

使用されたのは聖火特別輸送機「TOKYO2020号」


“聖火を運ぶ”という重大任務だが、この専用機の機内はどのような状態だったのだろうか?中屋氏は「座席にランタンを固定して運ぶということで、さまざまな調整をしたうえで2社で協力輸送しました」と、聖火を運んだ様子を解説してくれた。

エコノミークラスの座席に特製のテーブルが設置され、聖火が収められたランタン3つが輸送された


また、同社は大会期間中、アスリートや大会関係者を“安全・安心に”輸送し、東京2020をサポート。「今回は無観客の大会となったので、JALとして、日本の選手団だけでなく海外の選手団も応援したり、感動をいただいたことに関して感謝の気持ちをお伝えしたり…といったことを、現場社員が中心となって行いました。横断幕を作ってお出迎えやお見送りをしたり、機内のサービスでお祝いをさせていただいたりなど、沢山の社員の自発的なアイデアを実現しました。日本らしい“おもてなし”をさせていただけたかなと思います」。

1年延期で全て白紙に…。混迷した大会プロモーション


グランドスタッフだった中屋氏は、2017年に社内公募で採用され、熱い気持ちを抱いてオリンピック・パラリンピック推進部へ異動。そんな中屋氏が、新しい部署での仕事で「最も思入れが深い」と語ったのが、機体を使った大会プロモーションだ。「コロナ禍でどういったプロモーションが受け入れられるか」を考えながら挑戦してきたという。

カスタマーエクスペリエンス本部 ブランド戦略・東京2020 オリンピック・パラリンピック推進部の中屋有貴氏(写真右)


同社は、「Fly for it!一緒なら、もっと飛べる。」をコミュニケーションスローガンとし、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルエアラインパートナーとして、アスリートの応援やアクティベーションなどを展開し、大会の機運醸成に努めてきたが、実は大会延期で、約3年かけて作り上げたプロモーションプランが全て白紙になったことも。「希望が見えない状況でつらい状況でした」と中屋氏は振り返る。

特別塗装機「みんなのJAL 2020ジェット3号機」への想い

みんなのJAL2020ジェット3号機


そんなときに励みになったのが、大会に参加するJALアスリート社員たちの姿だ。「コロナ禍でも大会に向けて懸命に努力を続けている社員を目にしたことが励みになりました。そして、今だからこそ発信できるメッセージがあるのではないか、JALはどういったメッセージを発信していくべきなのか、というのを何度も話し合い、少しでも明るい機運を届けられたら…という想いを伝えるため、金の鶴丸をあしらった特別塗装機『みんなのJAL 2020ジェット3号機』を企画しました」と、SNSなどで話題になった、史上初「金の鶴丸」JAL機についてコメント。

金色の鶴丸に込めた想い


「赤い鶴丸は当社で大切にしているアイデンティティでもありますので、社内で調整をして、金色を施しました。シンボルマークの鶴丸が尾翼に別の色で描かれたのはJALの歴史で初めてのこと。機体には『がんばろう日本!』というメッセージと、JALがサポートさせていただいているアスリートの皆さん、そしてそのアスリートをつなぐ金色のリボンをデザインしました」と、“明るい未来への希望”という強い想いを込めたデザインについて、中屋氏は詳細を説明。「格納庫でできあがった機体を見たときは感涙しました。お客さまからも思った以上に反響をいただきました」と笑顔を見せてくれた。

映像提供:NewsPicks Studios 
素材提供:JAL 

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