ニューバランスの一部限定店舗にて、同ブランドの過去モデルからの着想と洗練されたデザインシルエットを融合した新モデル「XC-72」が9月4日(土)より発売される。
「XC-72」は、“過去から見た未来と、未来から見た過去を表現する”というレトロフューチャリズムを体現したデザイン。スポーティからモードまで、スタイルやジャンルを自由にミックスしたコーディネートを可能にしてくれる注目のモデルだ。
角度により異なる表情を見せる斬新なデザイン
「XC-72」は、内外で異なるアシンメトリーなアウトソールパターン、多角的にシェイプされたヒール、70年代のコンセプトカーから着想を得たスクエアトゥなどのディテールを採用。インパクトのある現代的デザインでありながらも、ノスタルジーを感じさせる仕上がりが特徴だ。
2020年にデビューし、瞬く間にニューバランスの人気モデルのひとつとなった「327」と同様、過去のアーカイブモデルと現代のトレンドを掛け合わせ再構築した、時代を超越するデザインとなっている。フランスのファッションブランド「Casablanca(カサブランカ)」とのコラボレーションモデルに次ぎ、「XC-72」の2作目となる今作は、クロムフリーのスエードとナイロンが目を引くアッパーに、レトロフューチャーなイメージアートから着想を得たカラーリングを配しているのもポイントだ。
ニューバランスの伝統と現代的デザインの融合
「XC-72」のデザインソースは、1979年に登場したニューバランスの“Three of the Best”と題したキャンペーン広告。異なるランニングのタイプから最適なシューズを提案していたこの広告は、トレイルシューズの「375」(※1)、クロスカントリーシューズの「XC15」(※2)、軽量ランニングシューズの「620」(※3)の3モデルがフィーチャーされていた。「XC-72」は、これらのニューバランスの象徴的なデザインディテールを取り入れながらも、目を引くビッグNロゴやシンプルでスマートなアッパーパターンなど、現代的なデザインを融合した印象的なモデルになっている。
※1)「375」
70年代後半に発売されたトレイルシューズ。アメリカの権威あるランニング誌にて、パフォーマンス・フィット性・履き心地の良さにより第1位に評価された「320」と同等のスペックを誇る。「XC-72」のアウトソール内側には「375」の特徴的なラバーワッフルソールのデザインを採用。
※2)「XC15」
70年代後半に登場したクロスカントリーシューズ。泥道や凍結地など荒地を走るために特別に開発されたビッググリッパーソールを備えた一足。「XC-72」のアウトソール外側には、「XC15」のビッググリッパーソールのデザインパターンを採用。
※3)「620」
1980年に発売されたランニングシューズ。EVAのミッドソールとビブラムのアウトソールを特徴とする「620」は、市場で最も軽量なランニングシューズとして話題に。「XC-72」のCRは、「620」のアウトソールパターンから着想を得たデザインを採用。
「XC-72」(1万4300円)は、ニューバランス公式オンラインストア、ニューバランス札幌、原宿、銀座、名古屋、大阪、福岡、その他一部のニューバランス取り扱い店舗にて販売される(変更の可能性あり)。カラーはベージュとブラックの2色、サイズは22.5から29.0cmまで展開。
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