「バチカンと日本100年プロジェクト」9月22日よりクラウドファンディングによる文化交流パートナー募集をスタート

東京ウォーカー(全国版)

サンピエトロの夜景

角川文化振興財団は22日、日本とバチカンの交流の歴史を明らかにしようという「バチカンと日本 100年プロジェクト」において、クラウドファンディングによる文化交流パートナーの支援をスタートした。

歴史をを紐解き、後世にも名を連ねるプロジェクト

「バチカンと日本 100年プロジェクト」は、38年ぶりとなる2019年11月のローマ教皇の来日を契機とし、角川文化振興財団の呼びかけにより始まった。バチカンと日本には450年にもわたる文化交流の歴史があり、その研究分野は多岐にわたる。

【画像】日本のキリシタンらが教皇パウロ5世に送った奉答書


日本には記録が残っていない歴史的な史料の発見や、昭和天皇とバチカンとの関係を示す文書の発掘など、本プロジェクトにおいては大きな成果が期待されている。その成果を文化交流パートナーとともに共有し、発展させていくのが当プロジェクトの目的だ。さらに、日本とバチカンの文化交流の学びの場としての役割も担っている。

ここでしか手に入らない、世界初のリターン品の数々

そんなロマン溢れる新たな歴史発見の目撃者となる文化交流パートナーを今回、クラウドファンディングとして募集。そのリターン品にも注目したい。「バチカンと日本 100年プロジェクト」公式サイトに名前を記載、バチカンへ献上する「報告書」に名前を記載、特別セミナー聴講など、"ここでしか手に入らない"逸品の数々が予定されている。

特別表紙本 「バチカン美術館の至宝100」


新たな発見!見識を覆す大きな成果をともに!

最後に、バチカン・イタリア文化研究の第一人者のひとり青柳正規氏は「バチカンと日本の未来に向けた文化交流の発展に寄与するだけでなく、あらゆるグローバルな文化交流に大きな希望の光明をもたらすことを心より期待しています」とコメントしている。

青柳正規氏


詳細は、「バチカンと日本 100年プロジェクト」公式サイトをチェックしてほしい。

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