2017年3月4日より、今年4年目を迎えた「きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル ソドー島のたからもの」がスタートした。全国を巡回する同公演は、3年間で約15万人を動員した大人気ミュージカル。さらに本年度は、3月26日の戸田市文化会館(埼玉県戸田市)公演から新たにジェームスを迎えたリニューアルバージョンでお届けする。
今回、リニューアル公演の公開ゲネプロに動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の鈴木繭さんが潜入し、魅力をレポート!
「トーマスたちの冒険を間近で見られるなんて、とっても楽しみ!」と鈴木さん、さっそく会場内へ。「きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル ソドー島のたからもの」は、映像を交えたオリジナルストーリー。トップハム・ハット卿の友人、リビングストン教授から届いた古地図をきっかけに、トーマスと仲間たちが宝探しに出かける物語だ。ステージは「今日はみんなに、僕らの冒険を見てもらおう!」というトーマスの声で幕開け。日本からやってきた新入り機関士のケンが仕事に奮闘するシーンからスタートし、トーマスやパーシー、機関車に詳しいベテラン機関士の娘・キャサリンも登場!
リビングストン教授からソドー島の古地図が届いたことからストーリーは急展開。どうやら宝の場所が描いてあるようで、教授からは「ソドー島でいちばん信頼できる機関車の力をかりて調べてほしい」という手紙が添えられていた。そこでトーマスとパーシー、初登場したジェームスの3人が仕事を任される。「一番最初に宝物を見つけるぞ!」と意気込む3人だが、ジェームスとパーシーがトラブルに見舞われ、結果トーマスが一手に引き受けることに。そこでケンが「みんなも一緒にトーマスを応援してくれないかい?」と呼びかけると、音楽がスタート!みんなで“ガタゴトピッピー”と歌いながら、汽笛の振り付けでトーマスを応援する。「トーマス、がんばって~!」と、鈴木さんも子供たちに負けじと声援を送った。
途中、トーマスが行方不明になってしまうというハラハラドキドキの展開となり、「一生懸命声を送る子どもたちに癒されました」と鈴木さん。また、終盤ではキャラクターがステージに集合し、最初にみんなで覚えた汽笛のダンスを踊る一面も。大人も子どももノリノリで、会場が一体となりステージが終了した。
「トーマスと仲間達の友情にほっこりしました。機関士たちとの掛け合いや、途中の映像も迫力満点!」と満足気の鈴木さん。ミュージカル終了後、ケン役の松田実里さんとキャサリン役の松見裕子さんにインタビュー。作品の見どころや意気込みを聞いた。
鈴木さん「『きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル ソドー島のたからもの』、とっても楽しかったです!今回演じてみていかがでしたか?」。
松田さん「ありがとうございます。はじめての男の子役だったので、身振りや声のトーンが難しかったですね。少年アニメなどを見ながら研究しました」。
松見さん「緊張しましたが、みなさんが一緒に歌ってくれて元気をもらいました!トーマスやパーシーも一緒に稽古していたので、息もぴったりだったと思います」。
鈴木さん「元気な声援に私も感動しました!次の公演からリニューアルバージョンになるとのことですが、見どころを教えてください」。
松田さん「リニューアルバージョンに限らずですが、歌って踊りながらみんなで一体になれるのが一番のポイント。さらに初登場のジェームスのほか、人気キャラクターが大集合するのも見どころですね」。
松見さん「醍醐味は、かけ巡るトーマスやパーシーを間近で見られること。キャストも毎回変わるので、それぞれのキャラクターが垣間見えておもしろいんです。ぜひ2度3度、会いにきてください」。
北海道から沖縄まで、全国を巡回中の「きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル ソドー島のたからもの」。近くの会場にトーマスたちがやってきたら、一緒に宝探しの冒険に出かけよう!【ウォーカープラス編集部】
金城和子