「京都国際映画祭2021」が10月11日(月)~17日(日)に開催される。2014年に「京都映画祭」を引き継ぐ形でスタートし、毎年秋に開催されてきた恒例の映画祭。昨年はコロナ禍の影響によりオンラインで行われたが、今年はリアルとオンラインの長所を併せもつ「ハイブリッド映画祭」が予定されている。
映画祭のキャッチフレーズは「前向け、前」。映画祭のアンバサダーに就任した女優の倉科カナさんは「この映画祭を通じて多彩な映画に、そしてその映画を通じて素敵な出会いがありますように。アンバサダーとして微力ながらお力添えできましたら幸いです」とコメント。
同映画祭実行委員会の名誉実行委員長・中島貞夫監督は「昨年に引続いてのコロナ禍下での開催ということになりますが、『オン・ ライン』の積極的な併用等、 昨年の経験もフルに生かして、 どなたも楽しんで頂ける映画祭になってくれれば……と、スタッフ一同、念じております」と思いを語った。
会場の一つであるよしもと祇園花月では、海外の映画祭で数々の賞を受賞した上西雄大監督の特集が決定。赤井英和と上西氏がW主演する人情アクション「ねばぎば新世界」や、最新作「西成ゴローの四億円」がプレミア上映される。
期間中は各地でアートイベントやワークショップも多数開催。京都市京セラ美術館で前衛芸術集団AUによるパフォーマンスや作品展示が行われるほか、WEB上ではアートや文化を学べるワークショップの配信が予定されている。
上映チケットやイベント参加申し込みは随時受付中。気になる作品やイベントの詳細は公式サイトでチェックを。