中田カウスが若手に激励!「よしもと漫才劇場があるから賞レースもある」

関西ウォーカー

吉本興業が運営する大阪・難波の「よしもと漫才劇場」が7周年を、クールジャパンパークSSホールの「森ノ宮よしもと漫才劇場」が1周年を迎え、12月1日に記念会見が行われた。当日はオンラインでも会見が配信され、漫才劇場の人気芸人のミルクボーイ、見取り図などが出席してネタを披露した。

「よしもと漫才劇場」が7周年、「森ノ宮よしもと漫才劇場」が1周年の会見が行われた


今年活躍したマンゲキメンバーがネタを披露

中田カウスの隣で通訳のような振る舞いをするゆりやんに会場が沸いた

司会の令和喜多みな実・河野とアシスタントの安部若菜(NMB48)

よしもと漫才劇場、通称「マンゲキ」ではお笑い界の4大タイトル「M-1グランプリ」「キングオブコント」「R-1グランプリ」「女芸人No.1決定戦 THE W」の全てに王者を輩出。昨年は森ノ宮よしもと漫才劇場、今年は東京・神保町よしもと漫才劇場もオープンし、マンゲキの勢いはとどまることを知らない。

ミルクボーイは安定の「オカンが忘れた」ネタを披露

【画像】見取り図は「漫才劇場があるから、今がある」と語る

会見ではミルクボーイ、見取り図、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、ネイビーズアフロ、隣人、カベポスター、きんめ鯛、ヒューマン中村、今井らいぱち、ゆりやんレトリィバァ、紅しょうが、天才ピアニストが出演しネタを披露。また、東京からオズワルド、空気階段、ぼる塾、ヨネダ2000が駆けつけた。

東京からオズワルドや空気階段が駆けつける


賞レースを牽引するメンバーへ中田カウスからエール

中田カウス「育ってきた若手があるから賞レースがある」

上方漫才協会会長の中田カウスは「このよしもと漫才劇場ができたからこそ、これだけの若手が育った。この育ってきた若手があるから昨今の賞レースがあるのでは」と話し、高いレベルで行われている最近の漫才を絶賛。東京の神保町よしもと漫才劇場も誕生し、東西で合同のイベントにも触れた中田は、東京の漫才が優勢なのを残念がりながらも「負けてから強くなるんです。壁にぶち当たってる若手もいますけど、それを扉だと思って進んでほしいですね」とエールを送った。

漫才劇場で鍛え上げられた若手に期待を寄せる中田カウス

「女芸人No.1決定戦 THE W」にも出場する天才ピアニスト


12月に行われる「THE W」には紅しょうが、天才ピアニストの出場が予定されている。

紅しょうがは結婚式のネタを披露

ゆりやんレトリィバァは今まで獲得した数々のトロフィーを持参


2022年1月10日(祝)には「第七回 上方漫才協会大賞」が開催。こちらもよしもと漫才劇場をはじめ、ヨシモト∞ホール、神保町よしもと漫才劇場のメンバーも対象となっており、大阪対東京の激戦が予想される。

取材・文=さくらいけんたろう

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