世界中で愛される、フランス生まれの絵本「リサとガスパール」。その新作「リサとガスパール とうきょうへいく」の刊行を記念して、「リサとガスパールの絵本の世界展」が新宿高島屋11階特設会場で4月17日(月)まで開催されている。総数約120点の原画が集合し、見どころ満載の同展覧会を、動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の伊藤弥鈴さんがレポートしてくれた。
これまでに、世界各国を舞台にした作品を発表してきたリサとガスパール。「世界中を旅した気分になれるから大好きなんです」と伊藤さん、さっそく会場入口でリサとガスパールの出迎えを受け、「なんだかリサがすっごいアクティブ(笑)。初めて会えた~うれしい!」と満面の笑顔に。
展覧会は3つのエリアとキャラクターグッズショップで構成。新作「リサとガスパール とうきょうへいく」の原画のほか、過去シリーズの原画、「うっかりぺネロぺ」、最新シリーズ「こねこのプーフー」など、ファン必見の作品が勢揃いしている。「油絵みたいに上に色を重ねて描かれているんですね」と、過去の作品の原画にも夢中の伊藤さん。
会場では原画のほかにも、制作舞台裏などのビデオ放映や、作者のアン&ゲオルグが作画に使用した道具なども展示されている。パレットを見ながら「これを使って絵を描いているんだ!カラフルできれい、パレット自体がひとつの絵みたい」と、実際に使われた道具を目の前に伊藤さんのテンションもあがる。
また、折りたためる箱を前に「折りたたんだら、どうなるんだろう?」と、ギミック作品にも興味津々。
さらに、会場にはリサとガスパールのフォトスポットや、絵本が自由に読めるコーナーもあり、「リサとガスパール とうきょうへいく」をいち早く読むことができる。10年ぶりに日本を舞台とした今作は、シュールでユーモラスに表現した現代の“TOKYO”が舞台。アン&ゲオルグの世界観が詰まった絵本を見て、「自分の知っている場所にリサとガスパールが登場していて、なんだか新しい感動があります。ぜひこの絵本を持って、“TOKYO”を巡りたいですね」(伊藤さん)。
キャラクターグッズショップでは、「リサとガスパール とうきょうへいく」(日本語版・1296円、フランス語版・1728円)を先行販売。また、会場限定のオフィシャルグッズも販売されている。
開くとリサとガスパールが中から飛び出してくる「ポップアップファイルA5」(388円)のほか、「レース型チケットファイル」(356円)、「布ポスター」(各756円)など、東京の観光名所が描かれたキュートなグッズがずらり。※写真左下から時計回り
また、「リサとガスパールチョコマシュマロ」(648円)、「リサとガスパールどら焼3個入」(972円)などの菓子類もラインアップ。
ほかにも、ショップでは約600種類ものグッズを販売している。「マグカップが気に入りました!リサとガスパールが描かれていてキュートながらも、落ち着いたデザインで贈り物にもよさそう」(伊藤さん)。
展覧会の入場者には、リサとガスパールの相撲バージョン、甚平を着たバージョンどちらかの限定ステッカーのプレゼントも。先着順で、なくなり次第終了となるのでご注意を。※選択不可
また、同展覧会は4月26日(水)から5月8日(月)まで大阪高島屋でも開催される。“アン&ゲオルグワールド”で、リサとガスパールの魅力を堪能しよう!【ウォーカープラス編集部】
北村康行